映画「感染列島」をコロナとダブらせて観ました

4月19日(晴れ)

昨夜、映画「感染列島」を見ました。

11年前、2009年に作成された映画らしい。

主演が妻夫木聡、壇れいなので、話題になった映画だろうが、初めて知った。

新型コロナウイルス感染を連想させる作品で怖かったが、作者や監督のメッセージが伝わった。

11年前に、現在を予測したような作品です。

あらすじ
2011
年1月、突如、日本に悪魔のウイルスが発生。患者は救命救急医・松岡剛(妻夫木聡)が勤務する病院に担ぎ込まれた。感染は瞬く間に院内に広がった。病院の医師や看護婦らはWHO(世界保健機関)から派遣された感染症の専門家、小林栄子(壇れい)とともに、悪魔のウイルスに立ち向かう。しかし、打ち手がないまま医療崩壊が現実のものになる。やがて感染は日本列島全土に広がっていく。

日本各地で日増しに増える感染者。治療の順番待ちで病院の前に列をなす人々。感染の恐怖を抱えながらも、職責を果たそうとする医師や看護婦。院内は戦場のありさま。人工呼吸器が足りなくなる。医師らは助かる可能性が高い患者を優先する治療法に踏み切る。帰宅もせず手を尽くす医師たち。しかし亡くなる患者は増加するばかり。イラつく医師たち。

テレビで言っている「医療崩壊」ってこのことかも?

感染の「終息」という言葉には、ウイルスを完全に制圧したとの意味が込められているという。歴史において、ウイルス感染を完全に封じ込めた例は少ないとされる。松岡とともに南の島国を訪れ、ウイルスの起源を突き止めようとする老医師・仁志稔(藤竜也)は、ウイルス悪玉論と完全制圧に疑問を抱く。人類がウイルスと巧みに折り合いをつけながら暮らしていく方向に希望を見出そうとする。映画のメッセージとも言える場面。


 「たとえあす、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」(歴史の教科書に登場したあの宗教改革者ルターの言葉だそうです。WHO(世界保健機関)から派遣された感染症の専門家、小林栄子(壇れい)が引用したのも印象に残った。

 もちろん松岡剛(妻夫木聡)と小林栄子(壇れい)の恋や看護師の家族愛も見どころです。

 久しぶりに熱中しました。映画っていいですね。ホントにいいですね。