散歩で遭遇

9月12日(土

今週は朝の気温が徐々に下がって、散歩に快適でした。

夕方はまだ少し暑いです。

犬を連れて散歩するMさんとKさんは散歩の常連。

今週は異色な、いや個性的な人や場面に遭遇しました。

その1 チャリダー

朝5時15分、チャリダー2人。

月の沙漠ラクダ像にサイクリング車。

砂浜に自転車タイヤの跡。

砂にタイヤがめり込んで苦戦しているようだ。

それもそのはず、自転車の両脇に大きな荷物が4個も。

そしてキャンプ用のマットもくくりつけてある。

「おはようございます」

「おはようございます。どちらから」

「T市からです」

「じゃあ、昨夜出かけたの」

「いや一昨日、T市を出発し、昨夜は外房総の海岸に泊まって、今朝ここに」

「今日はどこに」

「このまま外房を南下して・・・」

「青春してますね」

「・・・はい・・・」

この二人組のチャリダーは女子大生。

大学生はまだ夏休みなのだろうか。

コロナが心配の御時世、心配だ、不安だと、自粛していたら

黒髪も紅い唇もあせてしまいますか?

でも、感染したら・・・?・・・ああ、難しい。

「感染予防活動と経済活動の両立」「新生活スタイル」ですかねえー。

その2 ギターを背負った若者

9月になったら海岸の散歩者はまばら。

渚伝いに歩く。

大きな荷を背負った若者が浜の方面から歩いてくる。

オッサンは反対方向からブラーリ、ブラーリ。

二人の距離が近づいてくる。

20代の若者だ。

背の荷物はケースに入ったギターのようだ。

どちらからともなく「おはようございます」。

日頃見ない若者だ、ギターを持っての散歩とは旅人だろう。

「どちらから?」

「最近、こちらに引っ越して来たんです」

「それは、ありがとうございます」

「S市に住んでいたんですが、引っ越して来たんです・・・生まれは栃木県です」

「どうですか御宿町?」

「ああ、いい所ですねー。雰囲気がまったく違って、情緒がありますねー」

ニコニコしながら20代には珍しく情緒なんていう言葉をつかう。

お勤めは?などと、根掘り葉掘り聞く。

若者が都市に出て行って人口減少の当地に来てくれる・・・嬉しいです。

この美しい朝焼けが若者の心にどのように映るのだろうか。

美しいですよねー、この景色。

朝の景色もいいですが、夕方も美しいですよ。

・・・・その後、砂浜に座ってギターを奏でていました。

邪魔になってはいけないと、声をかけずに帰宅。

その3 イスラム教の礼拝

夕方の散歩。

午後6時を過ぎると薄暗い。

ワゴン車2台。

海岸通りのベンチに外国の人が10人ほど。

女性は中東のイランやイラクの女性が頭からかぶる民族衣装。

男性はヒゲをたくわえた長身。

今年の夏は外国人多いなあー、と思いながら、ベンチを避けて海岸へ。

20分ほど海岸を歩いて戻ると、先ほどの外国の男性たちが、ヨガマットのような敷物にのって何かつぶやいている。

これって、テレビで見るイスラム教のお祈り?

本物のムスリム(イスラム教信者)だ。

すでに陽が沈みほんのり明るい西の方角を向いている。

ムハンマドの出生地メッカってこの方向なの?

ヒャー、信心深い民族とは聞いていましたが、旅に来てもお祈りのようです。

一日、5回の礼拝。(旅行の時は3回の礼拝だそうです)

 

今日は30度を割るという・・・確かに爽やかな朝です。

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