常識を棚からおろしてみますか?

9月20日(日)曇り

ブックオフに行ってきました。

『老年になる技術』『人生の収穫』『引退しない人生』・・・曽野綾子さんの老年シリーズを時々読む。

すごく共感できる。

体力に自信がなくなったせいか、老年シリーズに目が行ってしまう。

60歳は遠い昔のことだが、『60歳からの手ぶら人生(弘兼憲史著)』を手に取ってペラペラめくる。

内容はいつものように「老前整理」「断捨離」「他人に左右されない生き方」など、老年シリーズ定番なものと思いながらも

「・・・常識という棚にしまったすべての物を一度おろして、ひとつひとつ吟味してみませんか。そうすれば、きっとこれからの人生に必要なものと必要でないものが見えてくるはずです。・・・」

こんな言葉に誘惑される。

正規の値段なら1000円、それが110円、安い!

ついつい購入。

これが、本が増え散らかる元凶と思いながらも、ついつい購入してしまう。

また一方、オッサンの唯一の楽しみが本。

本が増え散らかったら、断捨離すればいいのだ、と言い訳しているオッサンが居る。

人生の終盤は少ない荷物で

・・・・ひとりの人間が背負える荷物には限界があります。それ以上背負うと、重すぎて、ゼイゼイと息切れしてしまい、ここ一番で力を発揮することができません。

 ただでさえ老いている体力です。もっと他の大事な時のために温存しておくべきなのに、肝心なところで体力切れを起こしてしまっては、人生の大切な何かを逃してしまうのではないでしょうか。

 そうならないためにも、荷物はなるべく少なくしておく。人生の終盤に大きな荷物はいりません。・・・(19ページ)

オッサンの人生において大切な物?

常識という棚にしまった物を一度おろして吟味してみよう、などと思いました。

4連休2日目、夕方からシトシト雨。

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