103歳になってわかったこと」を読みました

926日(土)雨

日本画家の篠田桃紅さんの「103歳にわかったこと」を読みました。

先日ブックオフから購入して来た本です。

60歳からの手ぶら人生」についで、老後本というか終活本です。

5年前にベストセラーになった本だそうです。

 

百歳はこの世の治外法権です

今の私は、自分の意に染まないことはしないようにしています。・・・自由という字は、自らに由(よ)ると書きますが、私は、自らに由って生きていると実感しています。自らに由っていますから、孤独で寂しいという思いはありません。むしろ、気楽で平和です。

 

やっておきたいと思うことは、どんどんやる

あそこへ行きたいと思ったら行く、・・・生きているうちに、やりたいことはなるべくしておく、私のような歳になると、やれることとやれないことがでてきます。ですから、体が丈夫なうちは、自分がやっておきたいと思うことはどんどんやったほうがいいと思います。そうすれば、死ぬとき、思」い残すということが少ないかもしれません。人生を楽しむためには、人間的な力量がいります。

 

いい加減はすばらしい

働き過ぎるのはよくないし、なにもせずにゴロゴロしているのもよくない。なんでもいい加減に調整するのがいいのです。・・・・食事、睡眠、仕事、家事労働、人間関係など、あらゆる面で、その人に合ったいい加減さを保つことができれば、もう少しの長生きを望むことができるのではと思うこのごろです。

 

前向きで何事にも積極的な人生経験談・人生訓は元気が出ます。

この後「105歳になりました」(題名?)という本も出されたとか。

まだ、体が動く。

「やりたいことはどんどんやる。行きたいところへ行く」・・・なのにコロナ?


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