今日何かするはずだった秋の暮

11月22日(日)晴れ

M市に行ってきました。

国道は車の渋滞。

県外ナンバーと次から次にすれ違います。

サイクリング、バイクのツーリングを楽しむ一団も多い。

連休二日目、GOTOトラベルの影響でしょう。

コロナ感染者が増えているのに心配。

外出を自粛していたが、せめて過ぎゆく秋を・・・と出かけているのでしょう。

今朝の新聞「俳壇」にも行く秋を惜しむ句が多く載っていました。

 

新しき暮らしに慣れて秋惜しむ  (多摩市 吉野)

何もかもはるかと思う秋の海   (武蔵野市 川島)

無住寺の屋根の歳月秋深し   (山梨県 笠井)

村じゅうを巡りて秋を惜しみけり  (厚木市 北村)

桜島ゆらして運ぶ菊人形  (鹿児島市 青野)

旅鞄出す折もなし秋惜しむ  (大阪市 酒井)

 

過ぎゆく2020年の秋、それぞれの秋があるんですね。

沢山の作品の中で次の一句が最近のオッサンの心境にぴったり。

 

今日何かするはずだった秋の暮  (栃木県 ひとし)

 

明日は連休最終日。


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