『東海道中膝栗毛』で旅の気分を

12月6日(日)晴れ

昨日は寒かった。

夕方散歩に出かけたが、15分ほどで引き返してきました。

テレビと本の一日でした。

先週から十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に凝っています。

小学生の時、マンガで読んで面白かった時のことを思い出し、急に読んでみようと思ったのです。

今度はマンガではなく原文でと思ったら、難しい、難しい。

そこで、現代語訳「日本古典全集」安岡正太郎の『東海道中膝栗毛』を取り出す。

何度も断捨離を試み、捨てられなかったのがこの現代語訳「日本古典全集」。

久々に本棚から取り出して読んでみました。

東海道の写真や絵や版画も入って楽しい。

・・・でも、何だか違う?小学校の時に味わったあの笑い、滑稽さが湧いてこないのです。

やっぱ歳のせいなのなか、仕方ない、と思いながらも読み進めました。

人の良い弥二さん喜多さんが金を巻き上げられる場面。

一日の旅が終わって、酒を酌み交わしながら地元の名物を食べる場面・・・。

60年前の小学生時代にマンガで読んだ場面がいくつかよみがえってきました。

・・・でも、あのワクワク感、楽しさが湧いて来ません。

そこで小・中学生向けの『東海道中膝栗毛』を求めて町の図書館へ。

ありました。『少年少女 東海道中膝栗毛』という小中学生向けが。

早速借りて来て、読み始めました。

これです、これです・・・オッサンが求めていた弥二さん喜多さんの旅は。

世間は,GOTOトラベル、コロナの猛威で自粛など旅行の在り方が問われています。

コロナが早く収束して欲しい。

ま、仕方ない。しばらくは本で旅を楽しむことにします。

DSC02092