「君たちはどう生きるか」を読みました

3月6日(土)小雨

曇りかと思っていたら朝から雨です。

楽しみにしていた畑はおあずけ。

昨年〇〇歳の大台になりました。

すっかり人生にも慣れて来ました。

コロナ感染、東日本大震災・・・を経験すると「映画やSF小説のできごとだけではないんだ。実社会に存在するんだ・・・」と悟りみたいな諦めみたいな心境です。

社会の出来事も会話も四季の変化にもマンネリ化しているように感じます。

『君たちはどう生きるか』(原作:吉野源次郎、マンガ:羽賀翔一)を図書館から借りて来ました。

数年前に大流行した中高生向けの本です。

80年前に発行された本だそうです。

オッサンの高校時代にも国語担当のN先生が勧めてくれて読みましたが、大方忘れていました。

〇〇歳を機にもう一度、大人になる前のあの不安と初々しいな高校時代の心境に戻ってみよう。

スポーツ競技は基礎を大事にするように、人生も基本に戻ってみようと『君たちはどう生きるか』を手にしました。

今回はマンガも入っているので、楽しく理解できました。

もう一度本をペラペラめくりながら心にビンビン来たところを抜粋します。

齢のせいにはしたくないけど、感動も最近すぐ忘れてしまうので。

 

・いいことをいいことだとし、悪いことは悪いことだし、一つひとつ判断してゆくときも・・・君の胸からわきでてくる生き生きとした感情に貫かれていなければならない。

・誰かのために為すことを己の喜びとすること

・言われたことしかやらないのはいつまでたっても一人前の人間にはなれない

・僕たちは自分で自分を決定する力を持っている。だから誤りをおかすこともある。しかし僕たちは自分で自分の決定する力をもっているから誤りから立ち直ることもできるのだ。

 

〇〇歳にもなって、思春期の青臭い感情に少し戻れたようで今週は嬉しい時間を持ちました。

雨が止んだようです。(午前9時)


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