芽が出るのが楽しみ

3月28日(日)曇り午後雨

天気予報、「午後から雨」。

雨が落ちてこないうちに昨日の続き。
雑草を刈って、耕運機をかけました。
ヒマワリが咲くのは夏。

7月・8月か?随分先のことです。

4月、5月、6月、7月、もう4か月もあります。

そのころは、暑い暑いと言いながら真っ青な空に映えるヒマワリを眺めているのでしょう。

夏(未来)を想像するのは楽しいことです。

農業の楽しみは未来に夢を馳せることかも。

出来不出来は二の次です。

それには「種」を蒔かなければなりません。

 

今日、かつての仕事の先輩に何十年ぶりかにお会いしました。

日焼けして色艶の良いお顔。

「ご無沙汰しています」

野球帽をとって

「おお、元気か・・・」

頭髪はオッサンよりも数倍フサフサしています。

「お陰様で元気です。・・・先生、お変わりなく・・・」

「・・・今年で88になるよ。歳とって、畑ももうここだけだ・・・」

畑にはサヤエンドウがびっしり。

背丈はオッサンのサヤエンドウの2倍あります。

隣にはプレハブの温室。

「毎年組み立てるんだ。秋に解体して春に組み立てて・・・」

組み立てるに一日かかりそうな大きな温室。

隣には糸が張られ、これから種蒔きらしい。

雑草一つない畑。

・・・芸術品だ。

畑とはかくあるべきものなのか?

「・・・芽が出るのが楽しみだよ・・・」

「そうですね。私も毎朝、畑を眺めるのが楽しみです」

「 畑」これから少し見習うことにします。