じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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     12月30日(日)雨
          電子書籍のファンになりましたイメージ 1
娘が誕生日のプレゼントをしてくれました。
電子書籍(キンドル)です。
部屋が本で埋まっているのをみかねなのかもしれません。
「電子書籍なら何万冊もの本が入るんだよ」
と良く言うので、「部屋の整理をするように」、という意味なのでしょう。
 
電子書籍が流行っていることは知っていました。
でも、本は紙でできているもの、あの紙の匂いが良いじゃないか?
心に残ったところはアンダーラインをひいたり、書き込みをしたりすることのできる紙の本が良い。
そう決め込んでいました。イメージ 2
まあ、せっかくプレゼントしてくれたので使ってみるか?、あまり積極的な喜びは正直ありませんでした。
ところが、どっこい。
驚き、おどろき、おもしろい。
想像以上にすばらしい。
1,どこでも手軽に見ることができる。
 食卓の上に置いても、居間のテーブルの上でも邪魔にならない。
 これまでだと、「本片付けて」と言われ、その度に「今、片付けようとしているのに・・・」とムカッとしたが、邪魔になりません。
2,文字の大きさを自由に変えることができる
 老眼が進んでいます。夜の読書がつらく、ついついテレビに向いていたが、文字がよく見える。
3,アンダーラインができる。
 電子書籍はアンダーラインができない、と思っていたらできます。 簡単な操作です。
 書き込みはできません。
4,無料の書籍(青空文庫)が0円で読める。
 昔、読んだ名作。題名だけは聞いたことがあるが読んだことのない名作を0円で読むことができるのです。
5,本の定価が安い
 紙の本より安く購入できます。
 値引きの巾はまちまちです。新刊本の値引率は低いです。古い本は定価1200円が100円なんていうこともあります。
6,本を置く場所を必要としません。
部屋を本に占領されません
思いつくままに電子書籍の利点を挙げてもこれだけあります。
 
もう一つありました。
難しい漢字に画面上でタッチすると、読みや意味まで出てくるのです。
もうこれで、当てズッポの読みや読み飛ばしがなくなります。
スゴイです、電子書籍のファンになりました。
大きさは写真上のように文庫本よりやや大きい。
 
 

イメージ 1            11月7日(水)晴れ
本を書くことは楽しいものです         
拙著「童謡『月の沙漠』と御宿町」(本の泉社)を出版してから3ヶ月が経ちます。
本を出版すると「お便り」をいただくことがあります。
うれしいものです
ご無沙汰していた旧友から思いがけない便りが舞い込むことも喜びです。
「新聞見たぞ。早速ネットで注文して読んだよ。頑張っているナー・・・」
というのもあれば、
「新聞で見たよ。俺のところにはまだ本が届いていないぞ。いつ贈呈するんだ・・・」
という旧友ならではのものあります。
どれも嬉しいものです。
 
イメージ 3時には、未知の人からお便りをいただくことがあります。
過日、嬉しい手紙が届きました。
 
突然のお手紙差し上げ失礼いたします。
私は、平成22年10月、御宿で開催された第一回「月の沙漠」音楽祭に出場した者です。
私が音楽が好きになったのは小学校5年、音楽の授業で「月の沙漠」を聴いたのがキッカケです。
銀行を退職後もリハビリを兼ねて音楽を続けています。
75歳の時、佐倉市に住む義妹から「月の沙漠」音楽祭があることを知らされ「出ませんか」と連絡があり、出場を決意しました。
その時、妻が撮ってくれたDVDです。是非見ていただきたく進呈いたします。
 
平成22年第一回「月の沙漠音楽祭」は、私も客席で見ていました。
DVDを見て、ロマンスグレーのNさんの紳士姿、張りのある歌声を思い出しました。
遠く神戸市から見えられたこと、月の沙漠記念館賞をされたことも思い出しました。
手紙の最後は次のように書いてくださいました。
 
貴重な資料等を書物に残していただきありがとうございました。
今後ともご活躍ください
イメージ 2
 
本を出したものの、どんな風に読んでくださったか、本当に気になります。
このように、感想をいただくと嬉しいものです。
そして時には、誤字脱字、間違いも指摘されます。
その度に校正をもっとしっかりやればよかった、なぜこんな間違いに気づかなかったのだろうという後悔も付いてきます。
論語に「後生(こうせい)畏(おそ)るべし」と言う言葉がありました。
本を出した私には「校正(こうせい)畏(おそ)るべし」です。
本を出すことは、苦労もあるが総じて楽しいものです。
Nさん、温かい心のこもったお便りありがとうございました。
頑張ろうという気持ちがわいてきます。
 
 
 

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