じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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すごい「天声人語」
12月23日(水)曇り

昨日の穏やかな晴天から一変し、曇り空。
薄ら寒い。
寒いときは動くに限る。
10時から外。
畑面積を広げるための作業。
大げさに言えば「開墾」「開拓」です。
寒風の庭は殺風景だが、耕運機をかけた畑は広く感じられて気持ちいい。
殺風景な景色に昨日の「天声人語」を思い出しました。
思い出したと言っても、師走の景色を書いたもの、リズムある文章だったという思いだけです。
作業後に、昨日の新聞を広げ、再度「天声人語」を読み返しました。

・・・暖冬ながら、師走も下旬となれば葉を落とした裸木が目立つ。
木々の枝が青い空に自在の抽象画を描く。
季節風が裸のこずえを鳴らして吹けば、年の瀬の感慨はいっそうつのる。
冬ざれへと向かう季節だが、感じ方は年齢で変容するらしい。・・・

何度も繰り返し読みました。
散文詩?そんなリズム感の文が大好きです。
思わず、さすが天声人語と唸ってしまいました。
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         1月17日(木)晴れ
         網代湾「海の青さとに空の青」の一日でした
昨日とは打って変わって上天気でした。
「打って変わって」ということばがふさわしい天気。
朝から雲一つない真っ青な空です。
昨日の朝が空一面雲におおわれ真っ暗だっったので、今朝はとても明るく感じます。
日の出の時刻が早まっているのを実感しました。
昼の散歩は海岸へ。
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海がキラキラ輝いています。
渚にカモメ・
青い海で波と戯れるサーファー。
犬を連れてのんびり散歩している人。
海の見えるベンチで弁当を食べている人。
いつものようにラクダ像の前でカメラを構えている人。
太陽が降りそそぎます。
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♪海の青さに 空の青 
が似合う風景です。
この歌「芭蕉布」でしたっけ。
♪南の風に 緑葉の
  芭蕉は情に 手を招く
 常夏の国 我(わ)した島沖縄(うちなー)
沖縄の歌?
2番、3番が出てきません。
ネットで検索しました。
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      芭蕉布
             吉川安一作詞・普久原恒男作曲
海の青さに 空の青
南の風に 緑葉(みどりば)の
芭蕉(ばしょう)は情(なさけ)に 手を招く
常夏(とこなつ)の国 我(わ)した島沖縄(うちなー)
 
首里(しゅり)の古城の 石だたみ
昔を偲(しの)ぶ かたほとり
実れる芭蕉 熟(う)れていた
緑葉の下 我した島沖縄
 
今は昔の(注) 首里天(すいてん)じゃなし
唐(とう)ヲゥーつむぎ はたを織り
上納(じょうのう)ささげた 芭蕉布(ばしょうふ)
浅地(あさじ)紺地(くんじ)の 我した島沖縄 沖縄
 
ユーチューブで歌も聴きました。
石嶺聡子、夏川りみ・森山良子・BEGIN、賠償千惠子と聞き比べました。
それぞれ個性ある歌い方が心に響きました。
「海の青」「空の青」とを見ていると、遠い昔に思いを馳せます。
そこで「芭蕉布」をまねて。拙い詩を一つ。
笑ってください、いつものように。
   網代湾「海の青さに空の青」
              詩:定年おっさん
 海の青さに 空の青
 網代の浜の 白い砂
 王子と王女の 物語
 南上総の 冬の午後
           
 今は昔の 海女の海
 網代の湾に 乙女らが   
 アワビを求め 沖に出る
 卯月の昼に 光る海
 
 人の情けや 海の青
 江戸の昔に 座礁船
 今に伝える 命と絆
 網代の浜の 空の青
 何を言いたいか、よくわかりませんねえ。
 お許しください。
   

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