じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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71回の終戦記念日
8月15日(日)晴れ
71回の終戦記念日。
新聞は「71年 誓う平和」「戦争を知らぬ君に」「」惨めさや野蛮さ記憶に残すのが役目」
「親を失う苦しみ誰にもさせぬ」・・・と終戦記念日特集がいっぱい。
読者の声も戦争に関する記事が載っています。
新聞下蘭の書籍コマーシャルも戦争関連図書です。
テレビも昨夜は映画「日本の一番長い日」を放映していました。
途中まで観ていましたが、寝てしまいました。
映画館で観ているので内容がわかっているせいか、集中できませんでした。
広島・長崎原爆投下の日は、「蛍の墓」「8月のラプソディー」をテレビで放映していました。
「8月のラプソディー」は初めて観る映画で最後まで観ました。
戦争や平和について、あまり考えたことも、終戦記念日も気にすることなく過ぎていたのに、今年はやけに気になります。
新聞記事をじっくり読んだせいでしょうか
戦争に行った亡き父や叔父さんのことも考えました。
戦時中を生き抜いた亡き母や叔母の苦労も考えました。
本当に豊かな時代です。
物が豊かで、表現の自由があって・・・。
こんな時代がズーッと続くのでしょうか。

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スポーツの優劣と学力調査の優劣は違うの?
4月22日(金)晴れ
「学力調査10年目の課題」という記事が載っていました。
「調査結果を教師の指導に生かす」、というのがねらいだそうです。
それなら、指導する教師が知っていればいい情報のはずです。
ところが、都道府県別の公表が行われています。
「全国順位が低いとは何事か、どんな指導しているのだ」
と怒る自治体の長もあり、時々話題になります。
学校別の成績公表も話題になっています。
そうすると「得点の高い学校は良い学校、低い学校は・・・」となります。
学校、教師のプレッシャーは大きいです。
いつもここで論争になります。
「学校別の成績を公表して何が悪いんだ。スポーツでは学校間の優劣が出ているんじゃないか。学習だって学校間の優劣を出すこと、当然じゃないか」
「○○高校から○○大学に何人入ったか?週刊誌に出ているじゃないか」
「どうせ社会に出ると競争社会じゃないか・・・」
「企業だって、利潤の競争でしょう。競争社会でしょう」
「学校間、クラス間で優劣出して、結果を公表するのは当然でしょう」
「学校の教師にも指導結果を点数で求めるのは当然でしょう」
鋭い意見が出てきます。
「教育に競争原理を出すと、教師達は過去問の練習に励んだり、事前対策をしてしまうんだよ」
「それはいいことじゃない。入試だって過去問や入試対策やるでしょう。いいことじゃないの」
「そうすると、テストのために学習時間が多く取られるんだよ。時にはテストに関係ない教科がつぶされてテスト教科の学習になるんだよ。要はテストのための勉強に・・・」
「それはまずいけど・・・でも、最後はテストの点がものいうでしょう。高校入試も大学入試もテストの得点でしょう」
「だから今、ペーパーテスト入試への反省が起こっているんだ。入試方法をいろいろ変えようとしているんだ。ペーパーテストだけじゃなくて・・・面接や自分の得意分野をアピールしたり・・・在学中の成績や学習態度を考慮した選抜方法を・・・」
「ああ、推薦入学っていうやつね。ありゃー、まずよ。・・・子どもが勉強しなくなる大きな原因だよ。・・・いよいよ東京大学までやるんだって・・・」
・・・・全国学力調査の話題が入試問題になってきます。
「スポーツの優劣は公表しているのに、学力調査の優劣は公表してまずいの?」
「社会に出たら、所詮、競争でしょう。都道府県や学校間で競争しちゃあ、まずいの?」
・・・難しい問題です。

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高校生と授業
1月26日(火)晴れのち曇り
今日は高校生と授業をする日です。
与えられたタイトルが「御宿町の民話と方言」。
昨年の夏に作った資料があるとから、大丈夫と思っていたら見つかりません。
あちこちのホルダーを探しても見つかりません。
探すのに時間ばかりかかっています。
そこで新しく作り直しました。
3日前から準備をし、昨日できあがりました。
昨夜は少しリハーサル。
写真をいっぱい入れたせいか、パソコンの動きが鈍いです。
準備した資料です、ここで減らすのも・・・。
ま、いいか。
時間は60分もあるので・・・と、例によってアバウトな、いい加減な性格が出てきます。
それでも不安なので、今朝もう一度確認。
遅い、遅い、パソコンの立ち上がりが遅すぎます。
ヒャー、困ったぞ、と思いながらも、約束の9時30分が迫っています。
ま、いいか・・・。
全国的に展開している通信制の学校で名古屋校からのスクーリング生です。

「おはようございます。みなさんようこそ御宿町においでくださいました。今日はソラミズでよかったですね・・・」
と、ソラミズ(空見ず)の方言から授業に入りました。
「・・・・ソラミズってこちらの方言ですが、どんな意味だと思いますか・・・」
これは受けるだろうと思っていたら・・・いまいちでした。
質問に積極的に答える、これは高校生にとってはダサイことのようです。
自分のことを振り返っても、この年代って難しいです。
一方的な講義を1時間。
定年おっさんは、用意した資料を話すのに夢中。
でも、聞く方にとっては退屈だったでしょう。
それでも、私語もせず聞いてくれました。
受講生のみなさん、ありがとうございました。
高校生が楽しめる授業を工夫しなくては・・・。
難しいなあー。
それから一つ発見。
「童謡月の沙漠の歌、知っている人」と質問すると4名しか手が上がりませんでした。
一割弱です。(それとも挙手するのが面倒だったのでしょうか)
昔は教科書や絵本にも掲載され、全国区の歌だったのに。
現代っ子は知らないようです。
ショック・・・。
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「ためらい、悩んでいるからこそ、返事ができないのだと信じたい」
9月17日(木)雨
一日中雨。
午後3時、車に表示された外気温は20度。
昨日までと比べると、急に寒くなりました。

テレビは安保法案特別委で可決か?
と、朝から参院平和安全法制特別委員会をリアルタイムで中継しています。
議会は多数決の世界です。
野党が抗戦しましたが、与党などの賛成多数で可決された。
国会をとりまく安保法案反対デモの様子も終日映し出されていました。
それにしても、与党議員は全員賛成なんでしょうか。
そんなことはないでしょう。
反対の人もいるでしょう。
でも、党や集団に属するとボスの言うことに従わなければならないでしょうか。
これが大人の世界なんでしょうか。
今日の夕刊(朝日新聞)が心に残りました。
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教え子たちにとっては、恩師不審(不信)?
大人の世界は、本音と建て前がある?
・・・「ためらい、悩んでいるからこそ、返事ができないのだと信じたい」
教え子たちの切なる願いが伝わってきます。
終戦後の「墨塗り教科書」を連想します・・・悲しいです。

7月25日(土)晴れ
発表会でした
「夷隅民話の会」の民話の発表会でした。
久々に声がかかりました。
小中学生のお母さん方と女教師の方々の研修会に呼んでいただきました。
9時30分から11時まで。
以前から予定に入っていたのです。
でも、まだまだと思っていたら、あっという間に当日がきてしまいました。
昨日は最後の資料作成にてんやわんや。
切羽詰まった仕事があると、ブログ更新のゆとりさえありません。
そんなわけで、昨日はブログ中止。
まったく、計画性の無い自分の性格にウンザリしています。
民話の会からは7名参加。
民話7話をプレゼンテェーションを使っての発表です。
心配だったパソコン操作も上手くいきました。
聞いてくださる人は40人ほど。
あれも話そうこれも話そうと思って準備していました。
いざ始まると、パソコン操作で頭はいっぱい・・・。
終わってから、あれも話し忘れた、これも・・・と反省ばかりです。
終了後、タウン誌のCライフから取材を受けました。
反省点、後悔することたくさん残ったが、一仕事終了です。
達成感というのでしょうか、少し心が満足しています。
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