じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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7月10日(金)晴れ
文学は人生を豊かにし「有用」だ

久しぶりの太陽です。
畑仕事をやればいいのですが、宿題がいっぱい溜まっています。
今日の午後は「放課後わいわい教室」。
明日は「民話の会」の定例会。
2日前から準備をしているのですが、まだ終わっていません。
晴れた空、久しぶりの太陽を横目に、資料作りに朝からてんやわんや。
両方とも民話です。
私としては、こんなに楽しい事はないのですが・・・。
この民話のジャンルである文学、人文社会に対する批判の目が注がれてます。
・・・確かに生産性もなければ社会の発展に直接、今すぐに役立つようなものではありません。
こんな文科省の評価に、次のような記事が掲載されていました。
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・文学の世界では現実の体験では、ありえない多様なものをも経験できる。
・心の価値判断と心の感受性とを養い育てるには、文学は有効で効果的である。
・言葉は、人間が人間らしく生きていくうえでの有効で有力な手段であり、武器である。
○自分の言葉を豊かにして、人間や世界に対する理解力を深めるために、文学を読むことほど適したものはない。
現代のような科学至上主義、物質優先、合理的考えが優先している社会だからこそ、文学が必要と思いますが。
・・・「資料作りに費やした時間、畑の草取りをした方が役に立つよ」こんな声が聞こえてきそうです。

3月16日(月)曇り
一つ仕事が終了しました.。仕事が形になるのは嬉しい

一つ仕事が終了しました。イメージ 1
『夷隅地方の妖怪伝説2』が完成しました。
私たち「夷隅民話の会」18冊目の冊子です。
仕事が形になることは嬉しいことです。
編集後の「あとがき」はいつも悩みます。
今回、こんな風に書きました。

あとがき
 平成二十六年十一月に冊子「夷隅地方の妖怪伝説」を上梓しました。思いがけず、朝日新聞千葉版に掲載されました。新聞の力は大きいです。掲載されたその日から電話があいつぎ、翌日には完売しました。その後も注文の電話をいただき増刷しました。私たち夷隅民話の会発行の冊子を増刷することは、めったにありません。本当にうれしい出来事でした。
 この出来事に触発されて『夷隅地方の妖怪伝説2』をつくりました。
 現在あまり使いませんが「逢魔(おうま)が時(どき)」という言葉があります。字のごとく妖怪や幽霊など魔物に出会う時刻です。江戸時代には「暮(く)れ六(む)つ」とか「酉(とり)の刻(こく)」と呼んだそうです。
 昭和の初め頃までは、この時刻になれば外に出るのをひかえたそうです。そのため人通りも少なかったので、妖怪や幽霊の魔物が我が者顔に歩いていたようです。
 「逢魔が時」は現在の時刻にあてはまると午後六時ころです。現代この時刻は学校から帰ってくる生徒、会社が終わって帰宅するサラリーマン、買い物の人達でにぎわう時刻です。そのため魔物も出没しにくいのでしょう、あまり魔物に出遭ったという話を聞きません。
 午後八時過ぎになると人通りが少なくなる夷隅地方ですが、魔物に逢ったという話はあまり聞きません。この時刻もやはり魔物にとって出没しにくい環境のようです。地方とはいえ道路のいたるところに外灯が立ち並び、イルミネーションが輝いています。またライトを煌煌と点けた車がものすごいスピードで往来しているので、魔物は出没しにくいにちがいありません。
 魔物にとって出没しにくい時代ですが、魔物達は必ず出没しているに違いありません。なぜなら時々、アスファルトの道路に横たわっているタヌキやネコを見かけるからです。あれは真夜中に妖怪に化け夜道を歩いたのに、猛スピードでやって来た車に追突されたタヌキやネコにちがいありません。便利な世の中は私たち人間にとっては快適で住みやすいですが、妖怪や魔物達にとっては住みにくい社会のようです。(後略)

B5判 58ページの拙い冊子です。 500円+送料
ご注文は、下記のメールにお願いします。
grjhm935@yahoo.co.jp

11月30日(日)晴れ
民話発表会でした
午後、養護老人センターで民話発表会をしました。
短い民話10編ほど。
プロジェクターでスクリーンに絵を映し、読み手がそばで読むのです。
電動紙芝居です。
童謡「桃太郎」「金太郎」「浦島太郎」も途中に入れながら。
「楽しかったよ」
「昔のことを思い出しました」
「子どもの頃、童謡を歌ったことを思い出しました」
・・・など、うれしい感想をいただきました。
「また、発表させてください」
「また、お願いしますよ」
喜んでもらえると、嬉しくなります。
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9月5日(土)曇り
『夷隅地方妖怪伝説』を発行しました
今年の目標を一つ達成しました。
パソコン打ち、印刷は自作。
製本のみを印刷屋さんへ注文。
こんな手作り感いっぱいの冊子が完成しました。
『夷隅地方妖怪伝説』です。
夏も終わって、妖怪の出番が終了という感じもしますが。
次のような内容です。
夷隅地方の妖怪伝説
もくじ ・・・・・・・・・・・・・・・3
夷隅地方・・・・・・・・・・・・・・・4
もうれんやっさ(いすみ市・旧岬町) ・・・5
デェーデッポ(御宿町) ・・・・・・・・11
お千代が島(勝浦市)   ・・・・・・・・17
おみねとカッパ(大多喜町) ・・・・・・23
五助じいさんとキツネ(いすみ市・旧大原町)・26
のっぺらぼう(いすみ市・夷隅町) ・・・31
からかさ松(大多喜町)・・・・・・・・・34
妖怪とは・・・・・・・・・・・・・・・40
夷隅地方の妖怪・・・・・・・・・・・・40
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・44
 
蒸し暑い1日でしたが、嬉しくて暑さも気になりませんでした。
ちなみに、(B5判) 500円で販売します。
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    4月28日(月)晴れ
    今年の目標を一つ達成しました
今年の目標を一つ達成しました。
町の「放課後子ども教室」で行った「民話教室」を冊子にまとめるという仕事です。
10回分(10話)を50ページの冊子にしました。
一話は起承転結の4場面。
場面ごとに絵を入れました。
その絵はぬり絵になります。
パソコンで文字を打ち、スキャナで絵を取り込んで、プリンタで80部印刷。
製本は印刷屋さんにお願いしました。
1冊500円で販売。
仕事の結果が形になって残るとうれしいものです。
わいわいガヤガヤ、こちらの指示も聞き入れない子ども達。
イライラもしましたが、終了し冊子が出来上がると、悪ガキどもが愛おしくなっています。
 
表紙です。
色鉛筆でぬってカラーの冊子になるのです。
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