じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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       11月27日(水)晴れ
             早朝 網代湾の天然ショーを見ました
夜明けが遅くなっています。
朝6時、まだ暗い。
おまけに今朝の空は雲に覆われています。
海岸に来ると東の空がアカネ色というか朱色にそまっています。
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雲がこんなに赤く染まった朝は珍しいです。
足は自然に明るい東の方向、岩和田漁港方面に向かいます。
次第に変わる朝焼けを愛でながらの散歩です。
どんどん朱色に染まってきます。
そろそろ6時20分になります。
ラジオ体操広場にもどります。
イメージ 2
広場がさわがしい。
東の空を見ながら歓声をあげています。
「すごい・・・きれー」
「こんな空って珍しいねー」
「不気味なくらい、きれい・・・」
「写真に撮っておこう」
携帯電話を出してシャッターを切る人。
ラクダ像へ向って歩く人。
朝焼けとラクダ像を撮りたい、急いで海岸へ。
すごい、すごい、朱色の雲がどんどん広がってきます。
ラッジオ体操は始まっています。
でも、こんな瞬間にはめったに遭遇できません。
撮り続けます。。
なんと、マーフィーの法則のようにカメラに「バッテリーがありません」の表示です。
仕方ない、携帯電話のカメラでパチリ、パチリ。
掲載写真でみると朱色が鮮明でなく迫力がありません。
しかし、実風景はスゴイ迫力です。
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マンションに陽が当たります。
陽の当たった窓は燃えているような異様な赤にそまります。
ラジオ体操は途中から参加。
ラジオ体操が終わる6時40分には朱色の雲は普段の雲にもどっていました。
めったにお目にかかれない、御宿海岸、朝の天然ショーでした。
朝のうち空を覆っていた雲はとれて、今日も日中は快晴でした。

        11月7日(木)雨のち晴れ
        俺って、芸術的センスあるかも?
午後2時頃から雨が止み、青い空が見えてきました。
運動不足でお腹がもたれています。
毎朝出るものが今朝は出ていません。
今朝だけでなく、あんなに規則良く出ていたのが出ていません。
運動不足、いや、毎朝の散歩、ラジオ体操、午後の散歩、畑仕事と結構動いています。
なのに最近、出が悪いです。
「そりゃ、柿の食べ過ぎだよ」
あっさり言われました。
ああ、そうです。
このところ、毎日柿を食べています。
納得納得。
晴れ間が見えてきたので散歩へ。
雨の後の晴れ間、スズメが群で飛び交っています。
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一斉に木に止まったかと思うと、今度は電線へ。
近づいてカメラを向けると、一斉に飛び立ちます。
なかなか、シャッターが切れません。
遠くから望遠でバシャリ。
やっと撮れました。
道路の水たまりにマンションが映っています。
イメージ 2
この光景って、いいじゃない?
こんな光景を切る撮るなんて、俺って芸術的センスあるかも・・・。
・・・何のことはありません。
先日見た写真に、こんなアングルがあったんです。
それで真似てみました。
こうして見ると写真のツヤというか鮮明さがまるで違います。
安いカメラはだめなんでしょうか?

 

   12月6日(木)晴れ
  海岸通り「加藤まさを」の詩イメージ 1
童謡「月の沙漠」は有名。
日本人なら一度は耳にし、口ずさんだことだあるでしょう。
NHK平成元年に行った童謡人気コンテストでは第5位。
千葉県では何と第1位の人気の童謡です。
なぜ、千葉県が第1位?
なぜかというと、童謡「月の沙漠」の発祥の地、つまり作詞された場所が、私の住む町御宿町(おんじゅくまち)なのです。
だれが作詞かといえば「加藤まさを」という人です。
へえー、鳥取砂丘じゃなかったの?
作詞者「加藤まさを」ねー、知りません、なんていう言葉が返ってきそうです。
ちなみに作曲者は「佐々木すぐる」です。
「昔むかしの その昔 椎の木林の すぐそばに 小さなお山が あったとさ・・・」の「お山の杉の子」などを作曲しています。
詳細は拙著「童謡『月の沙漠』と御宿町」(本の泉社)をご覧下さい。
イメージ 2童謡「月の沙漠」は御宿町が発祥の地なので、月の沙漠の王子様とお姫様がラクダに乗った像もあります。
この像は有名で、町の観光パンフや役場の町政要覧には必ず使われています。
海岸通りには詩碑があります。
でもあまり知られていません。
町もあまり宣伝していません。
太平洋に面した浜に沿って高さ50センチほどのコンクリート堤防があります。
堤防に沿って石畳の美しい歩道がつづいています。
この堤防に大理石に刻まれた加藤まさをの詩が埋め込まれています。
時々、真剣に読み、写真に撮る観光客もいますが、多くありません。
町の人や観光客の散歩コースです。
詩をひとつ紹介します。
               月
静かなる
海の上に
月ひとつ
のぼりぬ。
朝な朝な
臥床(ふしど)に醒(めざ)むる
吾(わ)が胸に
いち早く
浮かび来たる。
遠く
聖(きよら)かなる
君の俤(おもかげ)の如(ごと)く
                         まさを
                                    *実物にルビはつけてありません

    6月15日(金)晴れ
                  あらまほしき子どもの姿、あらまほしき職業だった
あれ、子どもたちが自転車に乗って遊んでいる。
金曜日なのにどうした?学校休みなのかな?イメージ 1
・・・そうだ、今日は6月15日、「県民の日」だ。
県民の日は色々な催し物があるというチラシが先日新聞に入っていた。
確か、御宿の「月の沙漠記念館」は入場無料と書いてあったなー。
「そうだ、京都行こう」流に、「そうだ、記念館へ行こう」と、ワイフを誘う。
この前入ったのは2ヶ月前、「加藤まさを」についての調べもので入った依頼だ。
今、写真展をやっていることは知っているが、誰の写真展だかは知らない。
無料に誘われて行ってみた。
 
「國房魁(くにふさはじめ)」という写真家の特別展。
東京から岬に移ってきた写真家。
入口のポスターにこんなことばがあった。
「『僕の撮る子どもたちは自画像』あらまほしき子どもの姿ー」
ムム・・どんな意味?
「あらまイメージ 2ほしき」、昔むかし古文に出てきたな。
「あらまほしき人」、源氏物語の光源氏だっけ?
「あらまほし」、現代語にすると「高貴な人、立派な人、素敵な人」?
・・・忘れてしまった。
帰って辞書を引いてみようと古語辞典を探したが、辞書が見つからない。
日頃使わないので捨てたのかな。広辞苑で引いてみた。
「あら・まほし」・・・「そうあってほしい。好ましい。理想的だ」と言う意味。
と言うことは、「『僕の撮る子どもたちは自画像』あらまほしき子どもの姿ー」はどんな意味。
「僕、國房魁が撮る子どもたちの写真は、僕自身です」それは理想的な子どもの姿です・・・」イメージ 3
なんだか、よくわからない。
要するに、「僕が撮る子どもの姿は僕が理想とする子どもの姿です」かな?
生き生きとした子どもの表情が、動きが、仕草が・・・いっぱいだ。
子ども本来の表情や動きはこれなんだ。
写真から子どもの声が聞こえてくる。
見ているだけで元気がわいてくる。
俺はこんな子どもたちと関わる仕事を職業にできたんだ。
関わっていたときは、あまり感じなかった。
反対に「やっかいな子」「本来、子どもは陰険」なんて感じたこともあった。
今日の写真を見て、何て罰当たりなことを考えたんだ、と反省。
俺はなんて「あらまほしき環境」で過ごすことができたのだ、と改めて感じた。
 
それにしても写真って良いなあー。
過日見た大原の漁師の写真といい、今日の子どもの写真といい「人物写真」は心が動く。
 
       *ブログに他人の写真を使う著作権法違反。國房様お許しを。
 

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