じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

タグ:小説

「一人で食べるカキフライはおいしいけど、寂しい。寂しいけどおいしい」
11月30日(月)晴れ

今朝は5時15分に目が覚めました。
布団の中でテレビを見ていると6時に近づいています。
弱い心に負けまいと、6時の時報ととも起床。
さほど寒さを感じませんが、外は薄暗いです。
雨戸を開けて、散歩10分、そして体操へ。
夕方の散歩もしました。
ノルマを果たしたせいか、爽快です。

新聞記事が妙に心に残り切り抜きしました。
「執筆は一人で食べるカキフライ」、・・・ええ、どんなこと?
思わず、読んでしまいました。
話しの切り出しが、「僕はカキフライの話しをします」・・・ヒヤー、何と新鮮。
「一人で食べるカキフライはおいしいけど、寂しい。寂しいけどおいしい」
「人間には偏らなくちゃいけないときがある。偏るだけ偏りなさい。でも硬直しちゃいけない」
「孤独と自由」?何か難しいけど、腑に落ちる名言ですねえー。
切り抜いてもすぐに紛失してしまうので、添付しました。
カキフライ食べるときに思い出しそうです。

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5月19日(火)雨のち曇り
童謡「月の沙漠」の作詞者加藤まさをさんが愛したバラが今年も咲きました

雨が止んだので、夕方の散歩へ。
散歩の途中に、童謡「月の沙漠」の作詞者加藤まさをさんが晩年を過ごした家の前を通ります。
この時季になると、バラの花が咲きます。
これは加藤まさをさんが育て愛したバラの花です。
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ここ数年、バラの蔓が写真のように延び、塀の外まで花を咲かせています。
加藤まさをさんは詩だけでなく、小説もたくさん書いています。
薔薇の題名の小説は、私の知っているだけでも「薔薇色の手紙「遠い薔薇」「縮れた薔薇」「薔薇と真珠」「時間表の白薔薇」などたくさんあります。
「童謡「月の沙漠」は鳥取砂丘が舞台でしょう。なぜ、千葉県の御宿町なんですか?」
という人が最近増えて来ました。
残念です。
童謡「月の沙漠」の舞台は,千葉県の外房にある小さな町「御宿」です。
もっと詳しく知りたい人いますか?
拙著『童謡月の沙漠と御宿町』(本の泉社:2012年発行:1500円)があります。
お近くの書店で書名と出版社を言えば購入できます。
・・・ああ、みっともない。拙著の宣伝になってしまいました。悪しからず。


1月27日(火)曇りのち晴れイメージ 2
「加藤まさをが描いた名作児童文学の世界展」を見学

月の沙漠記念館で「加藤まさをが描いた名作児童文学の世界展」を開催しています。
記念館はすぐ近くです。
毎朝ラジオ体操をしている記念館広場の建物です。
10月から開催しているのに、いつでも行けると思っていたので今日になってしまいました。
「講談社の絵本」に描いた挿し絵がたくさんありました。
団塊世代には、懐かしい絵本です。
ネットで検索したら、昭和20年代30年代に出版された本だそうです。
団塊世代はちょうどこの絵本の時代です。
見た記憶のある本もあって、幼い頃を懐かしみながら、じっくり見ました。
入館者は私一人。
途中、年配者3名来館。
やはり懐かしそうに見ていました。
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資料の所有者は、「御宿町月の沙漠記念館蔵」となっていました。
こんな貴重な資料持っているなら、もっと早く、もっと頻繁に展示会を開けばいいのに。
あ、不平を言ってはいけません。
こうして記念館が有るだけでも、喜びとしなくてはいけませんね。
充実した時間でした。
最高気温14度。

                     11月9日(土)雨
          昨日一宮館「芥川荘」に行ってきました
午後から小雨となり寒い一日でした。
昨日(8日)、「旅館一宮館」に行ってきました。
むかしむかし、作家の芥川龍之介に凝った時がありました。
20年前に『芥川龍之介 愛と青春~上総一ノ宮における芥川龍之介~』という冊子を作りました。
この冊子をもう一度つくりかえようと、写真撮りに行ってきました。
いきなり訪問しては失礼と思い電話をしました。
「・・・宿泊しないのですが突然訪問して、芥川龍之介の泊まった芥川荘、見せていただけますか・・・」「ああ、いいですよ。見ることできますよ」と、うれしい返事をいただきました。
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それでも、突然の訪問、営業の邪魔になるかと思うと足が重いです。
「おはようございます。今朝ほど芥川荘を見せてくださいと、お電話した者ですが・・・」
フロントには女将さん。
何度かお邪魔して女将さんを存じています。
「・・・ご無沙汰しています。・・・いつぞやは大変お世話になりました・・・」
「お久しぶりです。・・・たいへんお世話になりました。・・・いまどちらに」
覚えていてくださいました。
「・・・龍之介と文さんのこと歌にした方がいましてねー・・・CDと本たくさんくださったの。・・・もらってください・・・。ほかにも本いただいて・・・私が持っているよりも・・・」
いきなりCDと本をくださいました。
旅館のお客さんが見えました。
「かって知ったる所なので、芥川荘見せてください」
失礼かとも思ったが、女将さんの手を患わさないようにドアをあけて一人で中庭へ。
茅葺きの芥川荘、昔のままです。
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明るく温かい陽射しが降り注いでいます。
障子窓が閉まっているので、開けて中へ。
色紙類や額が増えましたが、籐の椅子、座り机、火鉢・・・昔のままです。
「時間が止まっている」って、この感覚かも。
庭を散策。
松の数が減ったように思われます。
松食い虫でしょうか?
でも、次の松が移植されていました。
「芥川龍之介ゆかりの宿」にふさわしい環境を整備されているようです。
写真をいっぱい撮ってきました。
今日(9日)は、写真の整理です。
女将さん、突然の訪問にもかかわらず温かくもてなしてくださりありがとうございました。
このお礼は、以前よりチョッピリ読みやすい冊子をつくることだと思っています。

   10月19日(土)曇り
   夷隅民話の会「夷隅むかしむかし第7集」ができました
急に寒くなりました。
朝のラジオ体操では「寒くなりましたね」のあいさつが飛び交っていました。
ウインドブレーカーを着ている人が多いです。
そして手袋姿も、3,4人見えました。
夕方は暗い雲に覆われて時々ポツリポツリ、雨が落ちてきます。
部屋の中も寒いです。
只今午後4時30分、気温20度です。
先日まで「暑い、暑い」と嘆いていたのに、今日は「寒い、寒い」です。
北海道や北国は積雪の便りがニュースで流れていました。
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今日は嬉しいニュースです。
「夷隅民話の会」という民話愛好会をつくっていますが、その冊子ができあがりました。
「夷隅むかしむかし第7集」です。
拙い幼稚な内容ですが、こうして本という形になると嬉しい限りです。
「夷隅民話の会」という会の名前通りメインは夷隅地方の民話です。
そして冊子の題名「夷隅むかしむかし」のように夷隅地方の昔の暮らしです。
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              も く じ
第1章 夷隅地方の民話
  かんざしをさしたカッパ・・・・・・・6
    しりちがい  ・・・・・・・・・・・・・・・・10
    台風  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
    おんじゅく太郎  ・・・・・・・・・・・・・14
    ごしょうにんさまの焼きグリ  ・・・20
    櫛浜  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
    紋三郎キツネ  ・・・・・・・・・・・・・・29
    へっこき よめさま  ・・・・・・・・・・35
    ダイコン川  ・・・・・・・・・・・・・・・・41
    狐原  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
第2章 こんな暮らしがありました
    黒板  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
    人魂の話  ・・・・・・・・・・・・・・・・・56
    オルガン  ・・・・・・・・・・・・・・・・・60
    西畑水電株式会社  ・・・・・・・・・64
    初めて電灯のついた日  ・・・・・68
    西畑「自転車初めて物語」  ・・・70
    弥七さん  ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75
    弁当  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79
    民唄  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88
    木遣り唄  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・89
    伊勢音頭  ・・・・・・・・・・・・・・・・・90
    ほめ言葉  ・・・・・・・・・・・・・・・・・93
    節句のほめ言葉  ・・・・・・・・・・・95
    作物のことわざ  ・・・・・・・・・・・・98
  ナスは輪作ゴボウは連作  ・・・99
    ナスは友露を受けねば干なる 99    
  親の意見とナスビの花は
     千に一つの無駄もない ・100
    秋ナスビ嫁に食わすな  ・・・・101
    陽向ゴボウに陰ナスビ・・・・・・101
    色で迷わす浅づけナスビ   ・・102
    ナスビと女性は若いのがよい 102
    スイカは土で作れカボチャは手で作れ・103
    スイカの蔓はいじるな  ・・・・・・・104
    桶屋とスイカはたたかなければ食われぬ104
    スイカ食ったら便所の近くで眠れ  ・・106
    スイカ豊作は稲豊作  ・・・・・・・・106
    御宿在住三上栄子さん懐かし方言・・・107
    気になる人形  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113
    海の神様は女性  ・・・・・・・・・・・・・・・・・113
    菌を防ぎ、寒さをしのぐ  ・・・・・・・・・・・・115
第3章 夷隅民話の会活動
    御宿町で発表会  ・・・・・・・・・・・・・・・・・119
  春の民話さんぽ  ・・・・・・・・・・122
    民話発表会 大多喜特老ホーム  ・・・ 125
    あとがき ・・・・・・・・・・・・・ 130
 
 

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