『五倫黌物語(ごりんこうものがたり)』ができました
3月21日(月)曇り 振替休日
「民話」好きな者が集う「夷隅民話の会」というサークルをつくっています。
この民話の会では、地域の民話を集めて次の世代に語り継ごうという活動をしています。
最近は民話だけでなく、地域の歴史にも取り組んでいます。
「源頼朝と上総介広常」・・・地域に伝わる頼朝伝説 112ページ 1000円
「サン・フランシスコ号漂着物語」・・・御宿海岸沖で座礁したスペイン船乗組員救助の話 54ページ 500円
今回「五倫黌物語」 刊行しました。
明治35年(1902年)9月房総を襲った台風で御宿小学校は倉庫1棟を残して倒壊。
時は日露戦争の最中で国の援助は得られませんでした。
校長の伊藤鬼一郎氏は村長
式田啓次郎氏と共に毎日五厘の日掛貯金を実施しました。
明治41年(1908年)より実行されました。
3万余円(現在では約1億8千万)を集めて、新校舎を建てました。
御宿村を訪問された佐倉連隊司令官 黒田善治少尉はこの話を聞いて感動。
五厘は 『五倫』に通ずるとして『五倫黌』の編額が送られました。
以来 五倫黌御宿小学校と呼ばれるようになりました。
こんな心温まるお話です。
B5判 60ページ 500円
興味ある方は、メール grjhm935@yahoo.co.jp
にメールください。
やっとできあがり、ホッとしているところです。