じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

タグ:祭りと伝統

「つるし雛めぐり」が開催されています
2月27日(土)晴れ

あれー、街に、海岸に、いつもより多い人出?
休日とはいえ、いつもより断然多い。
ザックを背負った人が、チラシを片手にウロウロ。
「つるし雛めぐり」が開催されています。
年々、盛んになって来ています。
今年は、雛まつりの本家、隣の「勝浦市」と提携して無料バスが出ています。
互いに協力して相乗効果を出すという試みのようです。
当地域は観光地。
観光客が減少し、観光産業も衰退気味です。
人口も減少しています。
何とか観光客を増やそうと町も行政も必死です。
久々に活気つき、賑やかな休日でした。
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新春「お炊き上げ」「祈祷祭」でした
2月7日(日)晴れ

檀家寺の「お炊き上げ」でした。
どんな由来や意味があるのか、よくわからないままに、寺の役員なので毎年参加しています。
正月飾りやお守り御札を寺の境内で燃やす行事です。
外の行事なので寒くないように、いつもより厚着で出かけました。
受付を済ますと甘酒がでます。
寒い処で飲む甘酒は格別でした。
その後に「お炊き上げ」。
ご上人様の祈祷の声が実に良く響き、背筋がピンとします。
その後に、ご上人3名がかけ声と共に頭から水を浴びる水垢離です。
絵になり、見ごたえある伝統的行事です。
その後、本堂に入って「新年祈祷祭」です。
注文しておいた御札に魂を入れる祈りなのでしょう、1時間30分以上延々と続きます。
この祈りの声も実に迫力あります。
縁起物の熊手や干支のキーホルダー、お菓子などの当たる抽選会もありました。
昼食をいただいて、午後1時すぎ解散。

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イメージ 3お炊き上げとは、人の想い(念)や魂が宿るとされるものを、それらに宿った念や魂を鎮め清めた後、焼くことにより供養する行為。

主に神社や寺院で、お守りやお札、人形の供養の為に行われている。
神社の庭で、庭燎を焚く事(どんど焼きの源流)と仏教の護摩を焚くことが結びつき、魂を天に送り出す行事となったのが、お焚き上げの由来といわれています。

神事的には、火の神の力で天界へ還すという意味があり、仏事的には思いが込められたもの、魂が宿るとされているものに、これまでの礼を尽くし、浄化によって、天界へ還す意味があります。

8月8日(土)曇りのち晴れのち曇り
海水浴場で盆踊り
夕方の散歩に海岸まで。
午後5時30分から町合併60周年記念行事の「盆踊り」が行われていました。
会場は中央海水浴場。
提灯が下がる盆踊り広場です。
踊り子も見物人も、思ったより少ない。
目立ったのが外人さん。
それも水着姿。
盆踊り唄は「房州御宿音頭」「マドリッド音頭」「房州よいとこ」「御宿音頭」。
「マドリッド音頭」?
当地が「日(日本)・西(スペイン)・墨(メキシコ)三国交通発祥の地」なのでスペインだそうです。
広報紙や広報無線で事前予告もされていましたいましたが、予想外に人出が悪いようです。
新しい企画、人集めの事業は大変みたいです。
海風がさわやかな夕暮れでした。
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4月16日(木)晴れ
「上総五十座」に行ってきました

隣のK市k津地区に行ってきました。
初めて行きました。
山を背にした小さな入江の港。
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S寺で「上総五十座」という日蓮宗の宗教行事がありました。
元々は日蓮宗への「勧誘行事」を兼ねた「宗徒の研修」と言った趣旨なのでしょう。
三講座の説法。
前座、中座、後座と呼んでいました。
講座が説教の上手い人だそうです。
約2時間、鎌倉で日蓮さんが打ち首になる場面を講談風に語ります。
ご上人様が日蓮様の教えを現代社会に置き換えて、わかりやすくお話をしてくれるのです。
そして、説法の間に宗徒の女性達の踊りが入ります。
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10時20分頃に着いて、4時過ぎまで一日中。
毎年行われています。
私たちの寺は今日一日でしたが、当番の寺は1週間連続で他の寺の檀徒を接待します。
豪華なお昼も出ます。
すごい行事です。
念仏踊りというのでしょうか、日蓮太鼓と歌での踊り。
昔から踊り続けられたものもありました。
CDの歌謡曲に合わせておどる現代調の踊りもありました。
起源は古そうです。

2月3日(火)快晴
方言「フイサス」、知っていますか?

今日も雲一つない快晴です。
こんな日は太陽の光が海面に反射して輝いています。
このところ、「黄金の日々」ならぬ「白銀の日々」です。
海岸通りのベンチにはダウンコートを着て、読書している人。
ベンチに座ってぼんやり海を眺めている人。
風は冷たいが、陽射しは穏やかです。
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「フイサスっていう言葉しっている」
「フイサス?」
「そう、フイサスだ。この言葉知っている人はいないだろうねえ」
英語科と思っていたら、隣の勝浦市方言だという。
今年77歳の方。
「急に方言思い出したんだ。分からないだろうねえ」
「フイサスねえ、初めて聴きました」
「大事にするっていう意味だ」
「そうだねえ、今は誰も使わないよねえ。小さいときに私の婆さんがよく言っていたよ。婆さんは明治38年生まれ・・・」
「フイサス。・・・拭いて、さする、っていうことかねえ。どんな使い方するの?」
「『あそこの子は、フイサスだ』、という使い方するねえー」
「拭いたり、さすったりするほど大事にされる。・・・つまり可愛がらる、という意味だねえ。何となく、言葉のニュアンスつかめますよ」
忘れてはならないと、メモをとりました。
「面白い方言いっぱいあるんだけど・・・。時々思い出すんだ。今度話そうと思っているうちに忘れてしまうんだ」
「思い出したら、また教えてくださいよ」
「ああ、思い出したね」
久々に、方言談議に花が咲きました。

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