7月12日(木)雨
              農業は楽し、しかし
昨日、一昨日のカラッとした晴天がウソのよう。イメージ 1
今日は、朝から降ったり止んだりの雨模様。
おまけに蒸し暑い。
これが本来の梅雨の陽気だ。
久々に茂原に出張。
途中、青田が美しい。
今日の雨で一層緑を増し、正に深緑だ。
カメラを忘れて、青田を写真に撮ることはできなかった。残念。
 
帰りに図書館から本を借りてくる。
「農業をやろう!」(文・斎藤一夫 写真・秋山右、山海出版)他6冊。
本棚を見ていたら目に飛び込んできた。
1日で最も時間を割いているのが「農業」。
農業の楽しさ、おもしろさが書かれているだろうという期待から。
ということは、心の裏に農業にマンネリ化を感じているのだろう。
農業の楽しさって何?と思っている自分がいるにちがいない。
「田舎暮らしはこんなに楽しい」という章があって、10項目。
項目と自分の農業を比較しながら読んだ。
1,新鮮でおいしいものがいつも食べられる
 ・トマト、キュウリ、トウモロコシ・・・今、正に実感の真ただ中。
2,からだを動かしているので健康にいいイメージ 2
 ・実感。このところ汗をかくので実に気分爽快。
  ただ、腰が痛い。腰痛が解消したら言うことなし。
3,ストレスなんていうのはない
 ・実感。疲れるせいか、熟睡し、早寝早起きの習慣がついた。
4,働いている実感がある
 ・実感。タネまき、水をやり、草とり、収穫。労働が目に見える。
5,家族が一緒に働ける
 ・ワイフは農業嫌い。ミミズ、毛虫だめ。蚊に喰われやすい。皮膚  が草に負ける。こんなこともあって外(農業)の仕事は私。内の仕  事はワイフと決めている。そのため、この項目はわが家には当て  はまらない。先日、孫が来てイモほりを喜んでくれたのは嬉しかっ た。
6,おカネがたまる?
 ・「ムダなおカネを使わずに済むということであり、おカネがたまっ   てしょうがないということではない」とことわり書きしてあった。お   カネは肥料代、苗代、農機具類でカネは反対に出て行く。そのた  め「買った方が安いよ」はつらい言葉。我が家は反対カネが出て  いく。
7,立派な家が借りられる
 ・これもわが家には該当しない。
8,おとなもこどもものんびりり生きられる
 ・農業は出勤時間がない。雨なら休む。田舎暮らしのせいではなく「定年退職」が大きな理由。
9,定年がない、生涯現役が通せる
 ・「作物を育てることには終わりがない」「百姓はいつも一年生」の言葉が心に残る。
10,森羅万象の知識が広がる。
 ・「季節の移り変わりがはっきりしているので、自然の生態系が豊かに息づいていることを知るだろう」と書かれてい  た。花、鳥、虫、空や海の色・・・今まで気つかなかったことを知るようになり、この項目は実感できる。
 
 「2,健康にいい」に含まれるのだろうが、動くのでとにかく「食欲がある」。ここまでは良い。
 しかし、食べた分だけ動いてカロリーを消費すればいいのだろうが、それができず、体重が増えて仕方ない。・・・こ れは不健康なことだ?光があれば陰もある、仕方ないことか?・・・今、決めました、明日からもう少し汗を流して動 こうと。
 
「定年農業のススメ」(農ある暮らしを実践する会・中経出版)も借りてきたので、次はこれを読む予定。