じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

タグ:自然保護

        6月10日(月)曇り
        トウモロコシの穂がのびています
台風が発生し、「今週は雨になるかも」と天気予報で言っています。イメージ 1
本当に雨が降って欲しいです。
トウモロコシの穂が伸びてきました。
花粉のつく箇所なので、これが花なんでしょうか。
なんて地味な花なんでしょう。
チョウやハチで受粉する花は昆虫を呼ぶために赤や黄の鮮やかな花の色になるんだ、と言うことを聞いたことがあります。
でも、トウモロコシは風で受粉。
それで、こんな地味な色なのでしょうか?
 
毎年、トウモロコシが大きくなる頃、不思議と大風が吹くんです。
台風も来るんです。
今年も、今日、台風発生です。
台風に遭うと、背高のっぽのトウモロコシは倒されます。
一度倒れたトウモロコシは起こすのが大変。
プロの農家のトウモロコシ畑を見ても、これといった対策してないんですよねー。
土がやわらかくて、根がしっかりと張っているんでしょうか。
わが家の畑は石ころだらけで、地中深く根が張れないのかも知れません。
そこで、今年は風をよけるために、写真のように生け垣のそばに植えてみました。
生け垣が風を防いでくれることを期待しています。
 
トマト、ナス、キュウリ、ピーマン・・・の夏野菜ができ、次はトウモロコシの番です。
7月になれば収穫できるでしょう。
甘くて香りの良いトウモロコシが楽しみです。
現在、順調に育っています。
 
 
 

         6月6日(木)曇り
         杏(あんず)が実りました。「杏仁豆腐」は杏のタネから作る?
杏(あんず)の実が熟しました。イメージ 1
でも、4個しかありません。
どうして、数が少ないのでしょう。
肥料不足のせいでしょうか?
果樹のバイブル「はじめての果樹づくり」を読むといくつか原因が考えられます。
1,自家受粉するが2品種以上を植えた方が良   い。わが家は1本だけ。
2,剪定の仕方に問題あり;・・・主幹の芯を止め、  短果枝をださず剪定をし・・・。長々と解説して   ありますが、私には意味がつかめません。
3,冷涼で雨の少ない気候を好み・・・
  当地の気候に合っていないのかもしれませ    ん。
 そういえば、信州や金沢が有名ですよね。
 
新情報です。
・「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」の「杏仁」とはこの杏の実のタネの中の、白い「仁」という部分のこと。でも、実際には、この杏仁とよく似ている「アーモンド」の実を使っていることが多い。
 
ついでにもう一つ。
「杏の林」と書く大学がありますね。
「杏林大学」の名は、中国に伝わる一つの故事に由来。
その昔、中国は廬山というところに董奉(とうほう)という医師がいました。
彼は人に尽くすために治療を行ってあえて治療代を受け取らず、その代わりに病気が治った人には、記念として杏の苗を植えてもらいました。
そうして、いつしか10万余株の杏の木がうっそうと茂る大きな林ができあがったといわれています。
この故事から後世、良医のことを杏林と呼ぶようになりました。
この故事に因んで名付けた杏林大学は、専門的知識や技術にすぐれているだけでなく、立派な人格を持った良き医師など社会に貢献することのできる良き職業人を育成することを目指しています。
 
いけませんねー。
新しい知識を得ると、このように人に話したくなる悪い癖、感じ悪いですよねー。
なかなか、ぬけません、お許しを。
 
杏の実4個だけでしたが、春先に美しい花を見せてもらったので感謝です。

 

           5月23日(木)晴れ
           ビックリグミは幼い日の味がします

庭のビックリグミが、今年も実をつけました。イメージ 1
昨年に比べ、実の数が少ないようです。
冬に剪定したことが原因かもしれません。
ビックリグミの生長はスゴイです。
約10センチほどの苗をもらったのが、約10年前。
伸びること伸びること、3年ほど前に私の背を越し、手を伸ばしてもてっぺんは手がとどかなくなりました。
庭木で困るのは、背が伸び大木となり、脚立を使っても剪定ができなくなることです。
そこで、背伸びして剪定ができる高さ、最高でも脚立に昇って剪定ができる高さの庭木にしているのです。
 
グミはお菓子にはあるけど、果実はスーパーにも果物屋にも売っていません。
もしかして一番ぜいたくな果実かもしれません。
グミ酒、ジャムを作る人もいるようですが、わが家は畑仕事の休みに木から取って、洗ってすぐに食べます。
まさに取り立て、新鮮です。
甘酸っぱくて美味しいです。
幼少年の頃(昭和25年生まれ)、まだ食糧事情が決して良くありませんでした。
ビックリグミは美味しいおやつでした。
なつかしい味と思い出が、いっぱいつまったビックリグミです。
食べ過ぎて夜中に何度もトイレに行ったことなど、色々なことが思い出されるビックリグミです。

                4月29日(月)晴れイメージ 1
        サクランボを収穫しました
サクランボが熟しました。
真っ赤に熟し、今朝、収穫し朝食のデザートにしました。
大きさも、甘さも、市販のサクランボには遠く及びません。
でも、サクランボです。
3個一緒に口に入れ、口の中で実と種に分け、種だけ出します。
めんどうくさいです。
でも、何回もくり返していると、要領よくなり、結構いけます。
 
網をかけるのがめんどうで、結局、今年は網をかけませんでした。
その代わり、風車を木に結わえ付けました。
風が吹いて、風車がプルプル、ブルブル・・・鳴ります。
鳥は「こりゃ、何事だ」とあわてて飛び立つ、ということになっています。
でも、全然効果ありません。
今日は微風、風車が回りません。
スズメ、ヒヨドリ、悠悠とついばんでいます。イメージ 2
「まあ、いいか」、と思いながら、部屋からながめています。
写真に撮ろうとしますが、なかなか撮れません。
結局、今日は撮れませんでした。
 
サクランボは、別名「桜桃」でしたっけ。
「桜桃」と言えば、太宰治の「桜桃忌」(6月19日)。
「桜桃」という作品が、太宰最後の作品、と言うことは本で読んだことありますが、かんじんの作品は読んだことありません。
「桜桃」の俳句をさがしました。
桜桃の ひとつひとつが 灯をともし (杉本 苑子)
桜桃の みのれる国を まだ知らず (三橋 鷹女)
親と子の 心の対話 さくらんぼ (酒井 銀鳥)
さくらんぼ さざめきながら 量らるる (成田桜桃子)
枝かへて まださくらんぼ 食べてをる (高野 素十)イメージ 3
くちびるに 触れてつぶらや さくらんぼ (日野 草城)
舌の載せて さくらんぼうを 愛しけり (日野 草城)
童女笑む さくらんぼうの 種とばし (花谷みのる)
 
エッセーもさがしました。
 さくらんぼを喰いだすときりがない。枕もとに新聞紙を敷き、仰向いて、喰って、タネは右手のひろげた新聞紙の方へ吐きだす。スポッと音がする。これは小気味いい。(略)
                  山形のさくらんぼ 「折々の散歩道」 水上勉
 
 生まれて初めて東北に飛んだ三年前の晩春。山形の空から地上を見ると、いちめん、白や淡紅、濃紅の花が咲いていた。まるで夢の国に舞い降りるかの思いがした。(略)
 さくらんぼの小さな実も愛らしいが、実をつけた果柄の線がきれいだ。あの柄のゆえに、うるわしい余韻が揺れる。
                   「野菜のこよみ くだものの香り」 岡部 伊都子
 

         4月25日(木)晴れイメージ 1
         野鳥はやっかいなものです?
ドジョウインゲンが芽を出し、葉を出しました。
2年前は、蒔いた豆を鳥に食べられ、芽を出しませんでした。
昨年、今年と2年続けて写真のように葉をつけてくれました。
芽が出て葉が出るという段階をクリアーしたので、安堵しています。
次は毎日の水やりです。
こんな、豆の生長が楽しみなんです。
写真でわかるように、石ころだらけの畑です。
豆にとっては過酷な環境に違いありません。
せめて水だけでもしっかりやりたいと思っています。
それと、時々化成肥料も。
 
鳥というと、サクランボの実が少し赤くなってきました。
そろそろ鳥がやって来る時期です。
網をかけなければなりません。
すぐに網をかければ、と思うでしょうが、結構めんどうな作業なのです。イメージ 2
今日は天気も良いので作業を、と思ったのですが、出かける用事ができました。
明日あたり網かけ作業を、と考えています。
それにしても農業にとって、野鳥はやっかいなものです。
やっかいなんだ、と言うと野鳥博士の顔が浮かんできます。
「野鳥が害虫を食べ、作物の生育を助けているんだ。野鳥が存在できなくなると環境は人間にとって危険なのだ・・・。野鳥は大切なんだ。・・・」と野鳥存在意義の講義がはじまるに違いありません。
そんな彼も、飲み屋の焼き鳥はよく食します。

 

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