じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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    8月29日(木)晴れ
    「新月」「デトックス」と「整理整頓」「自己を見つめる」
Nさんからメールが入っていました。
「ブログ見ました。新月からデトックス、あれでは真に理解されていないようですネ。次の資料を参考にしてください」と、ホームページのアドレスが載っていました。
早速、指定されたアドレスをクリックしました。
 「月ヨガ」というものの考え方のようです。
たくさん書かれいましたが、新月とデトックスの個所を抜粋します。
月の満ち欠けの図が載っていて、次のような説明がついていました。
イメージ 1
 
新月から満月になるまでを「アクティブ期」 満月から新月を「デトックス期」としそれぞれの時期の体と心をヨガで整えていくのが「月ヨガ」の考え方です。
アクティブ期は、月が満ちていくと共にあなたのココロとカラダも色々な栄養分を吸収して成長していきます。
カラダを作りたいときはこの時期が自然のリズムに乗って作っていきやすいとき。
 精神的にも前向きになり人と合う機会が増えます。
デトックス期は、月が欠けていくのとともに満月に向けてがんばったあなたのココロとカラダも老廃物を排出、カラダを緩めて不要になった物事を取り除く時でもあります。
精神的にも、自分自身を見つめる事が増えるでしょう。
カラダとココロはつながっています。そして、マインドも。
そのつながりがスムーズに行かなかったときに、バランスを崩してしまいます。
月が司る、カラダの働き•ココロの動き•マインドの方向性のバランスをとって生きていくととても自然体でいられます。
人のカラダには肉体を表わす『月』が沢山使われています。
 脳 腎臓 肝臓 膵臓 膀胱 口腔 脊髄 肺 心臓 小腸 大腸 直腸 十二指腸 腕  胸 脾  臓 胆嚢 胆汁 肛門 胃 副腎 脚 膣 角膜 腰 骨 腹 肩 股 膝 肘 •••
このように、身体を表す部分には月が、ほぼ入っています。
 『月』の影響があると言っているように感じなくはいられません。
 
漢字の「月とカラダ」、言われてみると「なるほど」と思えるから不思議です。
とにかく、自分自身を見つめる時期だそうです。
今、部屋の清掃と共に、昔の写真の整理をしています。
こんな行動をおこしているのは、新月に向かっているからでしょうか?
まあ、Nさんいわく、時期に合った行動とか。
Nさん、貴重な(いやおもしろいと言った方がいいでしょうか)情報ありがとうございました。

 

       8月25日(日)曇り
       新月に向かっているこの時期はデトックスの時期なんです
昨日までの蒸し暑い日が一変して爽やかな涼しい日となりました。
昨晩雨が降ったようで、干し物竿に水滴が付いています。
地面も少し濡れています。
作物にとってはもう少し欲しい雨量ですが。
乾燥した爽やかな風が気持ち良いです。
本を読むにも、パソコンを打つにも、畑仕事するにも・・・最高の陽気です。
最高気温27度でした。
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3日前から部屋の整理整頓を始めています。
本棚に本が収納できれなくなっています。
本棚に2列に置いたり、本棚の空間に横に置いたり、床にも置いてしまっています。
対策は2つしかないように思われます。
1,本箱を買ってきて本棚を増やす。
2,本を部屋から運び出す。
1の「本箱を増やす」ことは、小さな部屋を更に狭くすることです。
となると結局、2の「本を部屋から運び出す」しかありません。
そこで、少しずつ本を運び出しています。
運び出した本は古本やに持っていくという方法もありますが、アンダーラインを引いた本は引き取ってくれません。
値打ちは0円です。
他人にあげる、という方法もあります。でも豊かな現在、もらった方も迷惑なのが現実です。
結局、町のゴミ出しの日に古紙として出すしかありません。
愛着の詰まった本を棄てることは忍びないです。
でも、これしかありません。
今日も、倉庫に持って行って紐でしばりました。
でも愛おしくて、何冊かはまた部屋に持ち帰りました。
こんな具合ですので、なかなか整理整頓ができません。
 
Nさんから電話がりました。
「何している?」
「うん、部屋が本で埋もれてきたので本の整理だよ」
「本の整理だって、正解だよ」
(本の整理に正解も不正解もないだろう)と、思っていると、続けて言います。
「今、新月に向かっているんだ」
「ああ、先日満月だったよな」
「あれ、知っているの?」
「ああ、俺の生活は旧暦で暮らしているんだ。立秋だの葉月だのと・・・」
と例によって冗談を言いました。
「先日満月だったので、今は新月に向かっているんだ。この時期は人間の身体はデドックの時期なんだ」
「何だ、デトックス とは」
「デトックスとは、体内に溜まった毒物や老廃物を排出させることなんだ。だから新月に向かっているこの時期に部屋の整理整頓は季節的にかなっているんだ・・・反対に満月に向かっている時期は栄養をとったり身体に蓄える時期なんだ。読書したり新しいことを取り入れるのは満月に向かっている時期で、今は新月に向かっているので本の整理整頓は良いんだ・・・」
「新月・満月」「デトックス」を何度もくり返します。
説得力があるような無いような、説明です。
本を棄てることにためらいを感じている私には、自分の行為を正当化できるように思えました。
「本を棄てて良いんだ。新月に向かっているから。今はデトックスの時期なんだ」
わけもわからず、本を棄てることを納得しようとしている自分がいました。
Nさん貴重なアドバイスありがとうございました。
*ネットで調べてみました。
  "detoxification"、解毒の短縮形である。つまり、(体内から毒素や老廃物を)取り除くこと。
 

     2月22日(金)晴れ
     「海士(あま)」が大事な所を結ぶのはなぜ?
当地、御宿町の民俗資料館に海女の仕事を紹介している。イメージ 1
水眼鏡、岩に引っ付いたあわびをはがす磯がね、サザエやアワビを入れるスカリという網の袋など漁具が展示されている。
展示品中に写真のような男性と女性の人形がある。
海に入る時の姿を紙粘土で作った人形だ。
女性は上半身裸で乳房は丸出し、、下半身は布をまとっている。
一方、男性の人形は全裸。
一糸まとわぬ裸といいたいが、一糸だけまとっている。
大切なところに藁を結わえている。
2年前、この男性の大事な所に結ばれている一糸は「信仰による呪(まじな)い」と思った。
ある日、あまりに気になるので漁師さんにたずねた。
「これは何かお呪いですかね」
「これは、あそからバイ菌が入らないためにするんだよ」
「えっ、バイ菌が・・・」
「そう、海の中には色々バイ菌がいるんだ。その菌が入らないように結んでいるんだ」イメージ 2
「呪いじゃないですか」
「呪いの意味もあるかもしれないが、菌が入らないようするためだ。それに寒さよけだ」
「ええ、あそこを縛っておくと寒さがしのげるんんですか。気合いが入るんでしょうか」
「フンドシだってあっただろうに」
「ああ、フンドシもあったさ。でもアワビやサザエを捕る潜り漁には裸が一番なんだ。
裸は水切れがいいんだ。一秒を争う潜りは浮き上がって来るときにフンドシなんかしていては水切れが悪いんだ」
フンドシなど身にまとっていると水切れが悪い、納得。
一秒を争う潜り漁は命がかかっている、納得納得。
男の大切なところをバイ菌がはいらないためだという。
 
先日、Hさんにこの人形のことをたずねた。
やはり、「これは海にいる虫が入らないようにするためだ。海にはズという虫がいるんだ。鰯などにつきやすい虫だ。死んだ魚にはすぐつくんだ。人間の水死体も最初は柔らかい目から腐ってくる。この時つくのがズだ」
「女性は大丈夫なの?女性は腰巻きの下裸じゃないんですか。腰巻きの下に何かはいていたんですか」
「そう、女性は磯パンというのはいているので、大丈夫なんだ」
先日、2年越しの難問題が解決しました。

ちなみに、御宿では男の潜りを「海士(あま・おとこあま)」、女性の潜りを「海女(あま)」というそうです。
                                       *写真「海女の群像」岩瀬貞之 より

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