じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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晩酌のビールが美味しかった
5月26日(木)晴れ
気になっていたことが一段落しました。
今年も当地にある通信制高等学校にスクーリングの生徒達がやってきました。
名古屋校、渋谷原宿校、池袋校、横浜校、千葉校などから大勢の生徒が来町しました。
「当町の民話を紹介してくれ」という依頼をいただき、5月16日から今日26日までの7日間、7コマ国語の授業をさせていただきました。
引き受けたからには、「体調が悪くて」とか「急に用事ができて」と休講にするいうわけにはいきません。
体調管理、スケジュール調整にと、久々に神経質になりました。
何とか、約束の7日間が終了し、今日の午後からホットしています。
生徒が飽きないで取り組んでくれる資料にしようと、慣れないパワーポイントも使いました。
「パワーポイントの使い方、昨年よりは上手くなったかな、やはり場数をこなすことかな?」なんて振り返っています。
終わったから、こんな余裕の発言ができるのです。
機器が途中で止まることはないだろうか、と心配の7日間でした。
 
・・・宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」は日本の民話がもとになっています。
ディズニー社の「アナと雪の女王」はアンデルセンの書いた「雪の女王」という本がもとになっています。アンデルセンはデンマークの古い民話をもとに「雪の女王」を書きました。
ジョージ・ルーカス監督も「スターウオーズ」を「千の顔を持つ英雄」という本をもとに創作したんだ。「千の顔を持つ英雄」(ジョーゼフ・キャンベル著)をもとに映画をつくりました。ジョーゼフ・キャンベルさんは、日本神話やギリシャ神話など世界の神話を調べて書きました。
水木しげるさんは「ゲゲゲの鬼太郎」を日本の民話をもとに漫画化しました。
皆さんの中からも将来、映画監督や小説家やマンガ家になる人も出るでしょう。
これを機会に日本や世界の民話をもう一度読み返してください・・・。
 
発見しました。
「もしかしたら、自分の未来と今日の学習が結びつくかも?と思えたときに、若者は目が輝き、本気になる」
楽しい7日間でした。
 
午後、トウモロコシの種をポットにまきました。
身体も頭もいい汗をかいた一日でした。
晩酌のビールが美味しかった。

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       6月14日(金)雨
       CD「御宿のこどもたちがうたう 加藤まさをの世界」を聴きました
4日連続の雨、さすがウンザリします。イメージ 1
今日の予定は「放課後子ども教室」が3時30分から。
それまで、新聞、テレビ、パソコン、本、ラジオ・・・。
そして、CDを聴きました。
CD「御宿のこどもたちがうたう 加藤まさをの世界」をパソコン打ちながら聴きました。
これは童謡「月の沙漠」を書いた、加藤まさをさんの詩作品集。
詩に真木順子さんが曲をつけたCDです。
そして歌っているのは、御宿のこどもたち(御宿児童合唱団)です。
 
真木順子さんは元ピアニスト・歌手。
童謡「月の沙漠」に魅せられて、東京から御宿に移住された方。
子どもたちが音楽の練習に自宅へ。
音楽だけでなく、料理、学校の宿題、焼き芋会・・・と楽しい時間を過ごしているみたいです。
 
CDには23曲が入っています。
その中から一つ紹介します。
今日の御宿海岸にピッタリの歌です。
  「雨の夜の月見草」
海辺の、
砂山の、イメージ 2
月見草。
 
雨の降る夜は、
 泣きたかろ。
 
待っても待っても
 月は出ず、
 呼んでも呼んでも
 人は来ず。
 
一人ぼっちで、
 泣きたかろ。
 
雨の日が続いています。
今夜も雨です。

      3月18日(月)晴れ
     「そこにある痛みを知るために学ぶ」
3月は卒業式シーズン。イメージ 2
高校・中学の卒業式は終わって、今週は小学校が卒業式だそうです。
卒業式のメインは在校生からの「送辞」、卒業生の「答辞」。
いくつか、心に残る送辞や答辞があるが、遠い昔のことです。
高校卒業生の答辞のことが今朝の新聞に載っていました。
還暦を過ぎたオッサンは「眼からウロコ」。
「何のために学ぶか?」と問われれば「自分のため」・・・そうだよな。
それが何と「知識がないことは人を傷つけること」と言うではありませんか。
 
沖縄米軍基地、原発再稼働。
「そこにある痛みを知るために学ぶ」という発想、スゴイ。
高校生は目の前の受験と就活に躍起になっているとばかり思っていたが、認識不足でした。
こんなに深く真剣に物事を社会を考えているんですね。
「そこにある痛みを知るために学ぶ」、痛烈に突き刺さった言葉。
今朝の新聞は「そこにある痛み」を考えながら、いつもより丁寧に読みました。
高校生、若者の見方も今日から違ってきそうです。
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                                       ・朝日新聞朝刊(2013年3月18日)より
 

     12月22日(土)雨
     御宿海岸は高校生が合宿をしています
朝6時、時々雨がポツポツ来ます。イメージ 1
「残念、これではラジオ体操できないや」
と言いながらも、(今朝は休みだ。寒い中ラジオ体操しなくても、いいや)と、内心ホッとする気持ちもあります。
自分に対する言い訳なんでしょうか?不思議な心理です。
半日パソコンとにらめっこ。
午後、Sさんの原稿ができたとの連絡を受け、大多喜図書館へ。
夕方、雨が止みました。
運動不足なので、午後4時海岸へ散歩。
時々ジョギングしなければ、寒気が身にこたえます。イメージ 2
海岸通りは、散歩する人がいつもより多いです。
一日中雨だったので、雨が止んだ夕方に散歩なのでしょう。
砂浜に放された犬も嬉しそうに跳び回っています。
 
大勢の人が砂浜を走っています。
野球のユニホーム姿です。
高校生が合宿をしているようです。
野球だけではなく、隣では陸上部でしょう、リレーをしています。
海は荒海、冷たい風が吹きつけています。
黙黙と走っています。
寒そうなのは生徒ではなく大人です。
コーチや監督が厚い防寒着を着こんでジッとしています。
 
途中、野球選手が元気よく挨拶してくれました。
「どちらから来たの」イメージ 3
「木更津からです」
「学校はどちら」
「K総合高校です」
「K総合と言ったら、あの有名な」
「ありがとうございます」
「いつまで合宿なの」
「27日までです」
「宿はどちら」
「すぐ近くの民宿Aです」
「そう、頑張ってナ」
「はい、ありがとうございます」             
スポーツマンらしいキビキビした態度で応えてくれました。
やっぱり強いチームは態度もいいなあ、なんて礼儀正しい生徒を心で賞賛していました。

 

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