じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

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ゆっくり流れる定年時間
12月27日(日)晴れ

スポーツウエアーで海岸を走っている姿が多いです。
高校生の合宿です。
冬休みに入っていました。
このところ風もない穏やかな日が続き、運動には最適な日々です。
元気なかけ声が聞こえます。
白波をバックに懸命に走る若者の姿は、青春ドラマそのものです。
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「親は大変だねえ」
「どうして」
「一週間合宿したとして・・・、民宿代と交通費・・・それに・・・ブランドもののユニーホーム」
「・・・教育費の占める割合が大きいってニュースになっているけど、うなずけるねえ」
「走るなら、学校のグランドでやればいいのに・・・わざわざ、ここまで来て」
「・・・経済が回転するってこれでしょう・・・民宿に金が落ち、民宿はスーパーから食糧を仕入れ、スーパーは人を雇用し、農家や漁師も金が入る・・・」
「・・・そうか・・・でもねー・・・教育費って大変みたいよ・・」
「・・・互いに大変な子育ては終わったし・・・良かったねえ」
「・・・うん、でも子育てで躍起になっている時代が人生の華だよなー」
「うん、過ぎたから華と言えるけど、真ただ中の時は・・・早く定年が来ないかと真剣に思ったよ」
「その憬れた定年生活の日々が今か?・・・数年後この時代を振り返ると、やっぱりあの時代が華だったなんて思い返すのだろうなあー」
「そうなあー、今の幸せは、なかなか気づきにくものさ・・・」
「後からしみじみ思うものかな・・・定年時代の真ん中でか・・・」
穏やかな陽気。
ゆっくり流れる定年時間を味わう今日この頃です。
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6月16日(火)曇り
「老い」の話が多くなってきました

「いよいよ、身長が縮んできたよ」
「いま頃か、そんなの、もうとっくに始まっているよ」
少し安心しました。
「それにしても、歳を感じることが多くなったね」
「入れ歯を作っちゃったよ・・・。食べ物も美味しくなくなったよ・・・」
「入れ歯?」
「食べ物も美味しくなくなったよ・・・」
「俺は目だ。老眼鏡がなければ新聞の字も、薬の説明も」
「ああ、薬の説明なんて、老眼鏡かけても見えないよ」
「歯が悪くなったら入れ歯、目が見えなくなったら老眼鏡、耳が聞こえなくなったら補聴器、頭が禿げてきたら増毛、××ランス・・・」
「そうねえ、長生きしなくちゃあー」
「あんまり長生きすると、若い人達に迷惑かけるよ・・・年金・・・」
「年金か、おれ達はもらえているけど、若い人達もらえるのかねえ」
「いや、年金もらわなくちゃあ損だよ。さんざんかけて来たんだから」
「そんな風に欲張る奴ほど早く死ぬんだってよ・・・」
「そうか、そうか。今の言葉は取り下げ、取り下げ・・・」
「・・・・終活とやら、そろそろ始めなければねえー」
「終活・・・淋しいなあー」
「いやいや、まだまだ元気でがんばろうよ」
・・・同年代が集まると、老いの話が多くなってきました。
今日は終活の話まで出てきました。
新聞にも終活の話題が載っていました。
そろそろ考える年代なのかな?なんて思い、切り抜きました。(朝日新聞朝刊 6月16日)
人生を輝かせる片づけ10箇条
「①ひとごとのうちに始める」
物事が自分のことになったときはもう大変なんですよね
「②残す物を選ぶ」
捨てるという視点で考えると捨てたくなくなるので残したい物を考えましょう。

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