津波注意報

6月8日(月) 雨のち曇り。

午前9時5分、防災無線の長いサイレンが梅雨の空気を震わせた。

やがて静まり、ゆっくりした男性の声が流れる。

「当地域に津波注意報が発令されています。海岸付近には近寄らないで、海岸から離れてください……

いやいや、海岸に近寄らないでと言われても?

こちらの勤務先そのものが海岸のすぐそばなのだ。

どうしたものかとネットを開けば、到達は午後1時頃の予想。

 むむ……津波が来たら、私はどこへ逃げればいいのだろう。

お客さんはどこへ誘導すればいいのだろう。

調べてみると、すぐ近くのマンションが避難場所になっていた。

ひとつ胸をなでおろしつつ、 「非常時にどう動くべきか」を真剣に考えた一日となった。

そして午後4時50分。

ようやく津波注意報は解除。

東日本大震災が頭を過る。