じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2013年04月

   4月30日(火)曇りのち雨
   ラジオ体操の効用は?
GW前半は好天でよかったですね。イメージ 1
行楽地は賑わったようで、当地もいすみ鉄道の企画のイベントが賑わったようです。
いすみ鉄道社長さんのブログを拝見し、知りました。
昨日までの好天と打って変わって、今朝はどんよりした曇り空。
いつものように海岸へラジオ体操に。
風が強くて、砂が飛んで来ます。
ラジオ体操の音楽が風に流されてしまいます。
そんなわけで、今朝は海からの風を防ぐために、月の沙漠記念館裏が体操会場。
真っ青な海原も、白い砂丘も、ラクダ像も見えません。
でも、体操には支障ありません。
会場が狭い。お隣さんが近いので、おしゃべりしながら体操です。
 
暖かくなって、朝寝床から離れるのも億劫でなくなりました。
私の朝のラジオ体操も、欠席が少なくなりました。
6時前に起きて15分ほど散歩してからラジオ体操会場に行くのが、最近の日課です。
イメージ 2ちなみに今日は風が強いので15分の散歩は休みました。
「ラジオ体操をしている」と言うと、「健康になった。何か効用あるの?」とよく言われます。
効用の説明は難しいですが、腰痛がやわらいできました。
以前は、痛くて、50mも走ると腰が重くなったんですが、このところ腰に重みが来ません。
全快とまではいきませんが、とても楽になりました。
退職して3年目だから、腰痛解消は丸2年かかりました。
私のラジオ体操効用の実感はこんなところです。                 他にも効用があるでしょう。         
 
ネットから引用します。
Q ラジオ体操は健康上、どんな効果があるのでしょうか?
A ラジオ体操は、人間の体をまんべんなく動かすために必要な運動を組み合わせてつくられています。
しかも、健康な人なら負荷も少なく、だれでも手軽にできる体操です。
これを毎日続けることで、加齢や生活の偏りなどが主な原因となる体のきしみを取り除き、人間本来がもっている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があります。
事実、ラジオ体操会に毎日参加するようになった人の多くから、風邪をひきにくくなったという話も聞きます。
ほかにも血圧や血糖値が下がった、坐骨神経痛やギックリ腰の症状が軽くなったという声を聞きますが、実はラジオ体操がこれらの症状を改善させたのではなく、ラジオ体操を継続することで体全体の血流がよくなり、筋肉に弾力性ができ、その結果、症状が緩和されたと考えるほうが正しいのです。
つまりラジオ体操は、漢方薬のようにじわじわと体のなかに染み込み、もとの健全な状態に戻す働きをしたのです。決して即効性があるものではありません。
平成十二年に日本体育大学の浅岡直美さんが「ラジオ体操についての一考察」というテーマで調査し、まとめた論文には、ラジオ体操(第一・第二)の効果について「十三種類の運動によって全身を動かし、ふだんの生活では使用しない筋肉や関節、骨に影響を与える。
特に筋肉や関節を十分動かすことによって柔軟性の向上、血行増進からの肩こり、腰痛の予防・回復を期待することができる。
また、骨に刺激を与えることによって骨の成長・活性化を促し骨密度低下の予防・回復も期待することができる」と、述べられています。
 
「ラジオ体操は、漢方薬のようにじわじわと体のなかに染み込み、もとの健全な状態に戻す働きをしたのです。決して即効性があるものではありません」この言葉を信じて焦らず根気よく楽しみながら続けようと思います。
ちなみに、ロングブレスで痛めた筋肉は痛快方に向かっています。
                          写真上 今朝4月30日     写真下 昨日4月29日  

                4月29日(月)晴れイメージ 1
        サクランボを収穫しました
サクランボが熟しました。
真っ赤に熟し、今朝、収穫し朝食のデザートにしました。
大きさも、甘さも、市販のサクランボには遠く及びません。
でも、サクランボです。
3個一緒に口に入れ、口の中で実と種に分け、種だけ出します。
めんどうくさいです。
でも、何回もくり返していると、要領よくなり、結構いけます。
 
網をかけるのがめんどうで、結局、今年は網をかけませんでした。
その代わり、風車を木に結わえ付けました。
風が吹いて、風車がプルプル、ブルブル・・・鳴ります。
鳥は「こりゃ、何事だ」とあわてて飛び立つ、ということになっています。
でも、全然効果ありません。
今日は微風、風車が回りません。
スズメ、ヒヨドリ、悠悠とついばんでいます。イメージ 2
「まあ、いいか」、と思いながら、部屋からながめています。
写真に撮ろうとしますが、なかなか撮れません。
結局、今日は撮れませんでした。
 
サクランボは、別名「桜桃」でしたっけ。
「桜桃」と言えば、太宰治の「桜桃忌」(6月19日)。
「桜桃」という作品が、太宰最後の作品、と言うことは本で読んだことありますが、かんじんの作品は読んだことありません。
「桜桃」の俳句をさがしました。
桜桃の ひとつひとつが 灯をともし (杉本 苑子)
桜桃の みのれる国を まだ知らず (三橋 鷹女)
親と子の 心の対話 さくらんぼ (酒井 銀鳥)
さくらんぼ さざめきながら 量らるる (成田桜桃子)
枝かへて まださくらんぼ 食べてをる (高野 素十)イメージ 3
くちびるに 触れてつぶらや さくらんぼ (日野 草城)
舌の載せて さくらんぼうを 愛しけり (日野 草城)
童女笑む さくらんぼうの 種とばし (花谷みのる)
 
エッセーもさがしました。
 さくらんぼを喰いだすときりがない。枕もとに新聞紙を敷き、仰向いて、喰って、タネは右手のひろげた新聞紙の方へ吐きだす。スポッと音がする。これは小気味いい。(略)
                  山形のさくらんぼ 「折々の散歩道」 水上勉
 
 生まれて初めて東北に飛んだ三年前の晩春。山形の空から地上を見ると、いちめん、白や淡紅、濃紅の花が咲いていた。まるで夢の国に舞い降りるかの思いがした。(略)
 さくらんぼの小さな実も愛らしいが、実をつけた果柄の線がきれいだ。あの柄のゆえに、うるわしい余韻が揺れる。
                   「野菜のこよみ くだものの香り」 岡部 伊都子
 

                  4月28日(日)晴れ
        新緑を求めて、大多喜へ小さなハイキング
今日も「ソラミズ(空見ず)」の天気です。イメージ 1
こんなソラミズの天気に家にいるのはモッタイナイ。
世間は連休2日目で、行楽地はにぎわっているようです。
人の集まる行楽地は苦手。
夷隅地方は自然がいっぱい。
近くて自然がいっぱいの大多喜町三条の「大塚山(おおつかやま)」へ。
大塚山には何度か登っています。
ハイキングに最適な山です。
車で30分、大塚山のふもと三条地区に到着。
途中に車を置いて、山の入口まで10分ほど歩きます。
登山口には「大塚山ハイキング頂上まで1.0km」の案内板。
案内板の隣には「万葉ロード」と書かれた看板。
葉桜が両脇から道を覆って、葉からは緑の木漏れ日が滴り落ちています。
マイナスイオンがいっぱいあふれています。
道の左右に万葉集の歌の書かれた案内板。
漢字にルビがつけられ、読むことはできるが、どこで区切って読むかもわかりません。
そして、意味もわかりません。イメージ 2
山部赤人、柿本人麻呂、大伴旅人、山上憶良・・・遠い昔に学習した、懐かしい人名が出てきます。
知っていた歌は一首のみでした。
銀(しろがね)も 金(こがね)も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも(山上憶良)
たくさんの看板がありました。
いつか40首ほどあると聞いたような気がします。
わからないなりに、一首一首立ち止まって読んでいきました。
15分くらいで頂上に着きますが、わからないなりに、一首一首立ち止まって読んでいきました。
おかげでタップリ時間がかかりました。
頂上近くに人影。
「こんにちは。草刈りですかたいへんですね」
「こんにちは。ここに芙蓉(ふよう)の木が植えてあるんですよイメージ 3。それで周りの草を刈っているんですよ。・・・この木は紅葉です。ずっと、下まで続いています。そして桜もあるんですよ、もう少し早ければ桜がきれいなんですよ。桜の大木があの杉林の向こうにあるんですよ・・・。この道を行って・・・案内しますよ・・・」
「いや、お仕事続けてください」
「いいんだ、いいんだ。先日も東京の人が見えて案内したんだ」
「いや、私は地元御宿ですのでわかります。何度も来ていますので」
「御宿ですか・・・私の息子が御宿でお世話になっているよ」
「御宿のどちらで・・・」
「あれ旅館、何と言ったっけ・・・」
私の前に立って歩き出してくださった。
「・・・この道は昔は西畑と勝浦を結ぶ街道だったんだよ・・・勝浦からの魚の干物もこの道を通ったんだ」
尾根に沿って続く杉林の道を進み、巨木の桜。
「片側が谷でね、根が張れなくてね・・・。倒れるのが心配なんですよ。来年の桜の季節には見にきてくださいよ」
 
今年84歳。
急な山道を頂上に向かって進まれる。
「足腰強いんですね」
「健康だ。毎日、山に来ることが健康につながるだよ」
「昔、東京に行ったときに医者にいわれたんだ。寒いときは何していると。私はコタツに入っています、と言ったら、しかられてね。寒いときは山に行きなさいと。・・・山は健康になるものがいっぱいあるそうなんです。いろいろ説明してくださったが、とにかく山にいると健康にいいそうですよ。健康なのはこうして毎日山にきているからだろう・・・」
山の効用をせつめいしてくださりながら頂上へ。
 
素晴らしいながめ。
「ここから富士山が見えるんですよ」
「こっち側には太平洋が見えるんですよ」
「ここにはツツジをうえたんですよ。昨年はきれいに咲いてここで花見をしたんですよ。しかし今年は見てください。このように花が少ないんですよ」
「・・・ここに大勢観光客がくることを願って、階段付けたり木の根っこ掘ったり、植樹したり・・・ボランティアでやっているんですよ」
大塚山公園として整備を進めているとおっしゃる。

途中2人連れとすれちがっただけ、こんな素晴らしい所があるのに客が少ないのはもったいない。
1時間の予定であったが、親切な案内人のおかげで2時間、ここで費やしました。
楽しい時間でした。
 
その後、西畑駅へ。
どうした、この人人・・・。
鉄道マニアが機関車を撮っています。
夷隅鉄道と小湊鐵道との接続地点なので、両方の列車を撮れるというので、人気スポットらしい。
 
その後、養老渓谷へ。
ここは観光客がいっぱい。
展望台から「粟又の滝」を写真におさめ、養老渓谷の駅へ。
この駅は今はやりの「足湯」もあり、大勢の観光客でにぎわっていました。
何処に行っても新緑が美しく、感激の間を過ごすことができました。
秋の紅葉も良いけど、この新緑の季節が一番好きです。
新緑写真を載せようとしたら、メガ数が大きすぎて2枚までしか掲載できません。
美しい写真を撮ろうと一眼レフカメラをもって行って画素数を少なくするのを忘れたのが原因のようです。
撮ってしまった写真のMBを減らす方法教えてください。
 
 
 
 
 
 

       4月27日(土)晴れイメージ 1
           「ソラミズ」で、出かけるには絶好の日でした
船橋にワイフと一緒に行ってきました。
 

84歳の母が出かけに言いました「きょうはソラミズでいいねー」
「は、は、なに?」
「ソラミズで良かったねー」
「ソ・ラ・ミ・ズ?・・・なに」
「ああ、そうか。ソラミズなんて、今は言わねーか」
「ソラミズ・・・初めて聞いたなー」
「ソラミズは天気が良いことだ」
「どうして」
「今日は空を見なくてもいい、ということだ」
「空を見上げなくても、今日のような快晴の日は、雨も風も心配しなくていい、ということだ」
なるほど、空を見上げて、「雲が出てくるのでは・・・雨になるのでは・・・」と天気の心配をしなくて大丈夫だよ、という意味だそうです。
漢字で書けば「空見ず」だそうです。イメージ 3
「空見ず」の通り、素晴らしい天気でした。
途中の田んぼ、遠くの山の新緑が美しい。
ワイフが運転。
私は窓を開けてカメラを構えシャッターをきります。
田園地帯を過ぎ、市街に入ります。
ビルが見えてきました。
車が渋滞してきます。
道路の両脇はビルだらけです。
田んぼも畑もありません。
帰り、田んぼが見え、山並みが見えてくるとホッとします、
6時に着きました。
いつものことながら都会はつかれます。
「ソラミズ」の天気、出かけるには絶好の日でした。
イメージ 2
 
 
 

        4月26日(金)晴れ
        「自分史上最高の思い出」ができました

「自分史史上最高の思い出」ができました。
昨日4月25日の朝日新聞千葉版に、拙著『山脈はるか~小さな学校の物語~』が載りました。
本の写真ではなくて私の顔写真が載りました。
「自分の顔の入った新聞をブログに載せるなんて止めなさい」と言うワイフ。
「新聞もブログも変わりないよ。掲載されたんだから素直に喜んで載せるよ」とワイフの反対を押し切って、このようにブログに載せました。イメージ 1
新聞の力って、大きいものです。
早速、「おめでとう。新聞で見たよ・・・頑張っているなー。次の本は何・・・」という、電話。
道ですれちがった友人からも「おめでとう。出ましたねー、見たよ。いい男だったよ。でも、頭薄かったねー」とからかいの言葉。。
からかい言葉も嬉しい。
そして、「未知の人から、今朝の新聞で見ました。本を分けてください」との注文電話をいただきました。
 
「おめでとう。頑張っているね・・・」の称賛の言葉は、いくつになっても嬉しいものです。
六十路の定年おっさんになっても。
今日も会う人、会う人に言葉をかけてもらいました。
 
本来なら、誰からも注目もされず、寂しく埋もれていく運命にある拙著です。
思いがけず、新聞掲載。
「自分史上最高の思い出」になりました。
 
「自分史上最高」、何か心引かれませんか?
実は、今朝(4月26日)の朝刊に載っていたコマーシャルの言葉です。
ちなみにコマーシャルの主はマガジンハウスの雑誌『anan』。
「自分史上最高の脚とお尻になる」の見出しが写真入りで掲載。
ananのコマーシャルをパクリました。
「自分史上最高の思い出」が昨日できました。

 

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