じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2015年03月

3月24日(火)晴れ
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけまらかし(在原業平)

今日も快晴です。
空の色も風も景色もいよいよ春到来という感じです。
昨日(23日)は東京では桜開花宣言が出ました。
テレビ各局、新聞とも賑やかに報道していました。
しばらく桜の話題で日本中が賑わうでしょう。
毎年、桜開花の話題が出てくると、この歌を思い出します。
「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけまらかし(在原業平)」
・たえて 「全く」の意。否定語をともなう副詞
・せば~まし 「~だろうに」の意
・のどけし 「落ち着いている」の意
(この世の中に、桜というものがなかったら、春をのどかな落ち着いた気持ちで過ごせるだろうに)

春は、桜があるために人々の心がソワソワし穏やかでなくなると言っています。
ホント、ホント。
桜見物、桜の名所、桜前線・・・桜の歌・・・と人の心を騒ぎ立てますねえ。
当地のソメイヨシノはやっとツボミが膨らんできました。
楽しみの季節です。
昨日の新聞に桜の塗り絵が入っていました。
塗ってみました。

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3月22日(日)晴れ
アンズの花が咲きました
晴れました。
今朝のラジオ体操は大にぎわいでした。
合宿に来ている高校の野球部が一緒にラジオ体操をしてくれました。
東京の高校かと思っていたら、岩手県の高校だそうです。
大型バスで来たというので40人はいます。
何で岩手県から?
今の高校野球部って、プロ野球のキャンプみたいですねー。
親の負担も結構あるでしょうに。
何だかんだ言って、日本は裕福ですねえ。
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暖かな爽やかな一日でした。
庭のアンズの花が満開です。
昨秋に背丈が伸びないように、枝をたくさん切ったので今年は花をつけるか心配でした。
例年に比べ花の数は少ないですが、咲いてくれました。
青空に映える姿は美しい。
梅よりも桜よりも、アンズは華やかです。

この暖かさで小松菜も花になりました。
小松菜の隣はミズナです。
しばらく花として観賞します。
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今週の天気は晴れの日が続くようです。
うれしい。
植物の生長が楽しみ、同時に雑草の生長も気になります。

3月21日(土)曇り
♪どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ
今日も寒い一日でした。
最近、腹の調子が良くありません。
「通じ」が不調です。
毎朝規則正しかった通じが、この2週間、不規則です。
「水分が不足しているんだよ」
「腹の周りをのの字を書くようになでなさい」
「腹筋が弱っているのだから腹筋をしなさい」
「ヨーグルト食べなさい」
「リンゴがいいよ」
「ウオッシュレットで肛門を刺激しなさい」
「繊維質が不足しているのだからゴボウを食べなさい」
などなど・・・、アドバイスをいただきます。
すべて試しているのですが、すっきりしません。
出ないことはないのですが、2日に一回で、量が少ないのです。
いつも残便感があるのです。
「なんだ、2日に一回あるなら、大丈夫だよ。そのうち出るよ。心配ない心配ない」
こう言ってくれる人もいます。
でも、毎朝、規則良く出ていた者にとっては、気分がすっきりしません。
何か、病気の前兆ではないかと弱気にもなります。
今日も水分摂って、ヨーグルト食べて、腹筋やって、ランニングやったのに・・・出ていません。
今日、決定的なことばを聞きました。
「歳なんだよ。胃腸も老いていくんだ。・・・血管年齢とか肌年齢とかいうだろう・・・それと同じだよ・・・」
「どうすれば」
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「運動しかないだろうなあ」
そうか運動か。
・・・・それにしてもブログにこんなこと書く、「恥ずかしくないのか・・・異常だよ」と言われそうです。
ううう・・・何と応えたらいいだろう。
♪春がまた来るたび ひとつ年を重ね
   目に映る景色も 少しずつ変わるよ 
  陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
  気がつけば五十路を 越えた私がいる
  信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
  どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

                                     人生の扉/竹内まりや
そう、歳をとると「どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ」という心境かな?
何、理解できないって?
ま、そのうち理解できる年齢になりますよ。

3月20日(金)曇り
お金は貸すが、借りん(花梨)」

寒い一日でした。
庭のカリンの花が咲きました。
カリンは「花梨」と書くと初めて知りました。
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そういえば、秋に梨に似た実をつけます。
食べられるのでしょうか?
固い実でした。
花言葉は「努力」「唯一の恋」だとか?
派手な濃い紅色は「努力」も「唯一の恋」も似合わないように思いますが?
あの紅色はむしろ「ミーハーで恋多き人」という印象。
先日、散歩の人が花を見て言いました。
「お金持ちですねー」
「は?」
何、この人?
「お金いっぱいあるでしょう」
「・・・?お金ですか・・・無いですよ。・・・貧乏ですよ」
「だって、花梨の花が満開じゃないですか」
ますます変な人だ。何、言ってるんだ?
「お金欲しいですねえ」
「・・・花梨の花は、お金は貸すが借りん(カリン)ですよ・・・」
「へえ・・・上手い上手い。お金カリンですか」
「そうそう、花梨は縁起の良い花なんですよ」
「お金持ちになれますかねえ」
「なれますとも。大事に育ててください・・・」
「縁起のいい話、ありがとうございました。大事に育てます・・・」
初めて知りました。
楽しくて、面白い。
「お金は貸すが借りん(カリン)」

3月20日(木)雨時々曇り
彼岸です。「ぼた餅」「おはぎ」論争
昨日から春彼岸に入りました。イメージ 1
昨日はお墓掃除をして、お参りをしてきました。
彼岸になると、〇さんかいつもおはぎ(ぼたもち)を分けてくださいます。
仏様にもお供えし、お下がりをいただきます。
その、大きいことといったらありません。
1個食べると満腹になります。
そこで、いつも食事にいただいています。
その場で毎回話題になることは「おはぎ」と「ぼたもち」の違いです。
「秋の彼岸はおはぎ、春はぼた餅」
「粒あんがおはぎでこしあんがぼた餅」「いや、その反対・・・」。
「大きな餅がおはぎ、小さな餅がぼた餅」「いやいや、その反対・・・」
「つぶつぶのあるのがおはぎで、ないのがぼた餅」「ちがう、その反対」
・・・と、ウンチクヲをかたむけて、それらしく理屈をこねます。
今回はインターネットや辞書などでしつこく調べてみました。
決着をつけるためです。
1,語源説
・「おはぎ」の語源は、秋の花「萩」から来ている。→萩の餅、御萩餅→御萩(おはぎ)。
・「ぼたもち」の語源は、春の花「牡丹」から来ている。→牡丹餅(ぼたんもち)→ぼたもち。
2,形(大きさ)説
・春は牡丹をイメージして大きめに作ったボタッとした感じのものを「ぼたもち」。
・秋は萩をイメージして小さく上品に作り上げたものを「おはぎ」。
3,餡の作り方(つぶし餡・こし餡)説
・「おはぎ」は蒸した餅米の粒を残す程度にこね、「つぶし餡」で包んだもので、それが萩の花の咲き乱れている感じから「萩の餅」「おはぎ」と呼ばれ、秋の彼岸に供えられる。
・「ぼたもち」は、蒸した餅米をつき上げて「こし餡」で包んだもので、これが牡丹の花に似ているところから「牡丹餅」(ぼたもち)と言われ、春の彼岸に供えられるというものです。
イメージ 24,餅の作り方(粒々感・つるつる感)説
・「ぼたもち」は牡丹花のイメージから、お餅もつるつる。
・「おはぎ」は萩の花のイメージから、半つきのツブツブの餅。
.ちなみにスーパーのY製菓は春の彼岸も「おはぎ」という名前で販売していました。
決着がついたようですが、秋の彼岸になれば、また「おはぎ」「ぼた餅」論争がもちあがってくることでしょう。
定年おっさん、本当にヒマですね。
Oさんいつもいつもありがとうございます。
美味しくいただきました。


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