『木綿のハンカチーフ』

10月18日(日)曇り

昨日は寒かった。

12月初旬の陽気だったとか、寒かったはずです。

雨も止んで今朝は曇り。                                                                                                      

今午前9時、雲の間より陽がさしはじめ明るくなってきた。

しかし夕方からシトシト雨に。

 

筒美京平さんが旅立たれ、テレビ、週刊誌、新聞で偉大な生涯を報じています。

あの歌もこの歌も筒美さん・・・、ビックリ。

同年代のオッサン達が新聞や雑誌にコメントを寄せています。

やっぱり、そうでした。
同感するのは『木綿のハンカチーフ』。

そんなコメントのせいか、最近、気が付くと口ずさんでいます。

 

恋人よ ぼくは旅立つ

東へと向かう列車で

はなやいだ街で 君への贈り物

探す 探すつもりだ

 

曲もいいけど、オッサン達は詩に惹かれるみたい。

作詞はヒットメーカー松本隆さんでした。

松本隆さんの詩も最近テレビで取り上げられていました。

言葉の魔術師ですね。

いいえ あなた 私は

 ほしいものはないのよ

 ただ都会の絵の具に

 染まらないで帰って

 染まらないで帰って

手紙形式で男女の掛け合いの詩も巧みですねえー。

遠距離恋愛の男女・・・(甘酸っぱいですねー)。

離れて暮らす間に価値観が違ってくる・・・(悲しいですねー)。

そして4番、

恋人よ 君を忘れて

変わってく ぼくを許して

毎日愉快に 過ごす街かど

ぼくは ぼくは帰れない

都会の生活に馴染んでしまった彼氏。

そして別れを切り出す・・・(切ないですねえー)。

もう田舎に帰れないと。

・・・あなた 最後のわがまま

贈り物をねだるわ

ねえ 涙ふく 木綿の

ハンカチーフください

ハンカチーフください

最後にハンカチーフをねだる彼女・・・(目頭が熱くなりますねえー)。

それも木綿の。

なぜ、木綿なの?

45年前の曲なのに色あせていません。

オッサンには色あせるどころか、ますます輝いています。

テンポの良い明るい曲だけに、悲しさが一層引き立ちます。
昭和歌謡ってすごい。

太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』を聴きながらパソコンとニラメッコしています。