ツツジがいっぱいのお宅を訪ねました。
垣根も庭もツツジでいっぱいです。
「清澄ミツバツツジ」という種類はもう散っていました。
でも、この「清澄ミツバツツジ」が満開の木もありました。
「あれ、どうしてこの木はまだ咲いているんですか?」
「同じ種類なんだけど、場所によって開花時期が異なるんだ」
と説明してくださいました。
美しい。
短歌とか俳句とかできたらこの美しさを留めておくことができるのに・・・口惜しい。
餅くふや よしずに見すく 山つつじ
つみこんで 四角に咲きし つつじ哉
馬引て つつじの小道 帰り行く
筧あり つつじは 赤く米黒し
塀ごしに 庄屋のつつじ 見ゆる也
山寺や 石あつて壇あつて つつじ咲く
手を出せば 舟流れ行く つつじ哉
瀨をはやみ 舟流れ行く つつじ哉
旅人の つつじ引き抜く 山路哉
つつじ多く 石碑立たる 茶店哉
つつじ咲く 絶壁の凹み 仏立つ
こまがりに 刈り残されて 山つつじ
大木の つつじ見による 野寺哉
・ツツジの垣根があまりにも美しい。ついついノロノロ運転になってしまいます。後ろの車はイライラしているでしょう。ウインカーを出して追い越してもらいます。
・お世話になった老夫妻のお宅を尋ねました。にぎやかで華やぐ庭です。
・アジサイのいっぱいある家はアジサイ屋敷。ツツジのいっぱいある家はツツジ屋敷。